智の館
范仲淹


司馬徽
朋党論


登場人物紹介

范仲淹
西夏との闘いで活躍した。
のちに副宰相に就任。有能な人材の登用に心を砕いた。
また、彼の『先憂後楽』という言葉は後の官僚たちの思想に大きな影響を与えた。

仁宗
四代目皇帝。
宋がもっとも繁栄した時の皇帝。
しかし、後半は西夏の離反や財政赤字の増大などの諸問題が噴出した。




司馬徽
ある時、仁宗が范仲淹に尋ねた。
最近は朋党を組むものが多いのう。
これは朝廷にとって良い事ではないと思うが、そちはどう思う?

仁宗

范仲淹
『万物はその性質や運動法則によってそれぞれの群に分かれ相互に作用する』と申します。
ふむ・・・易経じゃな。
仁宗

范仲淹
はい。
昔から朝廷には正邪が共に存在しているのですから、それぞれが一党を組むのは自然の成り行きです。とても、禁止できるものではありません。
うむ・・・・
仁宗

范仲淹
正邪。どちらの党を是とされるかは陛下のご判断にかかっております。
君子が相寄って一党をなし、共に善政を目指すなら国家にとってなんら害になるものではありません。
わかった。
仁宗




司馬徽
范仲淹のように君子ばかりが一党を組めば問題はないが、実際にはそうも行かないようじゃのう。
うむ。
実際には奸臣がはびこることが多いのう。
范仲淹の指摘のように君子の党を擁護するように、しっかりとした目を持つようにしたいものじゃ。

飛覇帥

司馬徽
よいぞ、よいぞ