智の館
范仲淹


司馬徽
腹中に数万の甲兵あり


登場人物紹介

范仲淹
西夏との闘いで活躍した。
のちに副宰相に就任。有能な人材の登用に心を砕いた。
また、彼の『先憂後楽』という言葉は後の官僚たちの思想に大きな影響を与えた。




司馬徽
范仲淹が西夏の備えとして、延安の知事に赴任した時のこと。

范仲淹
早速、閲兵を行う。
ははっ
武将
范仲淹はその中から優れた者を部将に任命し、自ら訓練を施した。そして、各地の守備軍に命じた。

范仲淹
もっぱら兵を鍛えて軍のレベルアップを図るのだ。
また、西夏の挑発には乗るな。軽々しく兵を動かしてはならんぞ。
ははっ
部将
その指示を伝え聞いた西夏の将軍たちはお互いに戒めた。

西夏
延州には今、食指を動かしてはならん。小范のだんなは腹中に数万の兵を抱えている。大范のだんなと違って一筋縄ではいかないぞ。




司馬徽
大范のだんなというのは同じく延州の防衛に当たっていた范雍のことじゃ。
同じ兵力でも范仲淹によって訓練を施された兵は恐れられたのじゃ。
うむ。
名将の許に弱兵なしというわけじゃな。
わしも名将と呼ばれたいものじゃ。

飛覇帥

司馬徽
よいぞ、よいぞ