
司馬徽 |
范仲淹は晏殊の推薦によって館職の地位に就いた。
それから間のなくのこと、当時、摂政として実権を握っていた章献太后に取り入ろうとした礼官が異例の行事を設けようとした。 |
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毎年、行われる冬至の儀式ですが、今年は陛下が百官を率いて太后様に長寿のお祝いを申し上げるようにとりはかりたいのですがいかがでしょうか? |

礼官 |

章献太后 |
おお。それは良い考えじゃ。
そのように陛下に伝えなさい。 |
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ははっ |

礼官 |
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礼官は早速、仁宗に奏上した。 |
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と、言うわけで、今年の冬至の儀式では陛下が百官を率いて太后様に長寿のお祝いを申し上げるようお願いします。 |

礼官 |

仁宗 |
ふむ・・・仕方ないのう |
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范仲淹 |
お待ちください!
そんな儀式は断固却下すべきです! |
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なんと、仰せられる!章献太后様のご許可は頂いてあるのですぞ! |

礼官 |

范仲淹 |
この国の主は陛下でございます。章献太后様は陛下の負託を受けて政務を行っている臣下です。国主が臣下を祝うために百官を率いるなどよいわけありません! |
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その言葉を聞いて驚いたのは晏殊であった。あわてて彼を別室に呼び入れた。 |
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范君よ。
気でも狂ったのか!
章献太后様の権勢に逆らうつもりか? |

晏殊 |

范仲淹 |
私は幸いにもあなたの知遇を得ることが出来ました。
いつもあなたに恥をかかせてはなるまいと気にかけておりました。
それなのに、まさか正論を述べてお叱りを受けようとは夢にも思いませんでした! |
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むむむ。 |

晏殊 |