智の館
杜衍5


司馬徽
つつましい食生活


登場人物紹介

杜衍
行政に素晴らしい手腕を発揮し、宰相に就任した。范仲淹らの若手を積極的に登用し体制改革を推進した。
しかし、改革路線に恐慌をきたした反対派によって讒言され、わずか七〇日間で宰相を罷免されてしまった。




司馬徽
杜衍の食事はいつもつつましいもので、麺が一杯という日も珍しくなかった。
それにしても、つつましい食事ですな。
宰相の身でも倹約を実践しているのですな。


杜衍
いやいや。
私はもともと、一介の書生に過ぎません。今の地位にしても名誉にしても全ては国家から一時的にお預かりしているもの。いずれはお返ししなければなりません。
そうなると私は一介の書生に戻るわけで・・・・。贅沢が身についてはわが身すら養うことが出来なくなるではありませんか。
なるほど。
感服いたしました。





司馬徽
杜衍は食生活などは倹約し、余った金は貧しい親族に与えていた。
上手な金の使い方だと言えるのう。
うむ。
贅沢な生活に慣れてしまうと、元には戻れないものじゃ。
わしも杜衍の生き方を手本にしたいものじゃのう。

飛覇帥

司馬徽
よいぞ、よいぞ