
司馬徽 |
杜衍は乾州の知事に就任した。 |
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杜衍 |
これから役所の帳簿は全て私のところまでもってくるように。
私が全てに目を通すことにする。 |
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全てですか?
膨大な量になりますが大丈夫ですか?
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部下 |

杜衍 |
うむ。安心せい。時間はかかるだろうがな。 |
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ははっ。
では、そのように取り計らいます。
(初めて知事に就任したから気合が入ってるな。でも、長続きするかな?) |

部下 |
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杜衍は全ての書類に目を通し、ミスがないかをチェックした。 |
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杜衍 |
この書類の書式がおかしいぞ。
それに、この案件の処理の仕方はおかしい、役人が不正を働いているのではないか?
確認してくれたまえ。 |
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ははっ。
すぐに確認いたします。
(あれから1年経つというのにまったく緩むことなく職務をこなしている・・・。神業としか思えん) |

部下 |
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また、杜衍は条例の制定に当たっても能力を発揮した。 |
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杜衍 |
条例の制定にあたっては役人が不正を働く余地がないように細かく気を配るのだ。 |
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ははっ。
他に気をつけるべき点はございますか? |

部下 |

杜衍 |
民衆に条例を守らせるには難しい言葉は使わず、判りやすく簡潔な文章にすることだ。難しい言葉を使っては民衆は実行してくれないぞ。 |
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ははっ。 |

部下 |
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杜衍はその手腕が認められて、1年ほどで隣の鳳翔府へと抜擢。栄転した。
このため、両州の州境では民衆が言い争いになった。 |
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民衆 |
わしらの知事様を取ったな!返してくれ。 |
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今はわしらの知事様だ!お前らのものではない。 |

民衆 |

民衆 |
はあ、あんないい知事様には、もう出会えないだろうなあ・・・。 |
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