
司馬徽 |
真宗が危篤に陥った。 |
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真宗 |
うーん。
目がかすむ・・・・
朕はもう・・・だめじゃ・・・・ |
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そんな中、劉皇后は丁謂と語らい自らが実権を握ろうとしていた。 |
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劉皇后 |
ねえ、丁謂。
もし、私が実権を握ることができたらあなたを宰相にして差し上げるわ。 |
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ふふふ。
私の言う通りにして頂ければきっと実権を握ることができますよ。 |

丁謂 |
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誰もがその権勢を恐れて口をつぐむなか、王曾は劉皇后の親戚の銭惟演をつかまえて話した。 |
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王曾 |
漢の呂后と唐の則天武后はともに就いてはならない地位に登ったために、のちに子孫は誅戮の憂き目にあい、身をまっとうすることはかないませんでした。あなたは皇后の近親。なぜ、このような前例があることを申し上げないのですか? |
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むむむ。 |

銭惟演 |

王曾 |
万一、陛下がお隠れになっても太子が帝位に就くのですから、その補佐をなさる分にはなにも問題はありません。しかし、あくまでもご自分が実権を握ろうとなさるなら、誅戮の運命からは逃れられませぬぞ。あなたにも当然、塁が及ぶでしょう。 |
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ひい。
わしは、殺されたくは無いぞ! |

銭惟演 |

王曾 |
では、劉皇后にお話していただけますな。 |
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一族を守るためだ。
話すとも! |

銭惟演 |
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すっかりおびえた銭惟演はすぐに劉皇后を説得したため、劉皇后は実権を握ることを諦めた。 |
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劉皇后 |
銭惟演おじさまがそこまで言うのでしたら諦めますわ。 |
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ふう。よかった。 |

銭惟演 |
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むう。
政界復帰の野望も夢となったか・・・ |

丁謂 |