智の館
楊億


司馬徽
君子と小人


登場人物紹介

楊億
皇帝の秘書官を勤める。
剛直な性格は寇準といい勝負だったらしい。




司馬徽
楊億の剛直さは際立っていた。そんな彼と正反対の男が楊億を皮肉った。
『君子は微を知るがゆえに顕を知り、
柔を知るがゆえに剛を知る』
と言われるが・・・・
(あなたのような剛直一辺倒の人は君子とは言えませんな)

妬む人

楊億
『小人は不仁を恥じず、不義を畏れない』
とも言うな。
(お前のような小人に言われる筋合いはないわ)
むむむ。
妬む人




司馬徽
楊億は相手が『易経』の一部から批判してきたのに対して、同じ章からもってきて反撃したのじゃ。
楊億があげた言葉の続きは『利を見ざれば勧まず、威さざれば懲りず。小しく懲らして大いにいましむるは、小人の福なり』利が無ければ善を行わず、罰に威されなければ悪に懲りることも無い。こんな小人には少しでも罰を与え、厳重に注意する。そのほうが小人にとっても幸福なのだ。ということじゃ。
さすがに楊億は学が深いのう。
同じ章から反撃するとは、よほど勉強していなければできない芸当だな。
小人に関してはその通りじゃ。
小人には罰が必要じゃな。

飛覇帥

司馬徽
よいぞ、よいぞ
で、なぜ、鞭を持っておるのじゃ?
う!ひょっとして、
俺への罰?!

飛覇帥

司馬徽
察しが
よいぞ、よいぞ
ひいいい。
飛覇帥