
司馬徽 |
セン淵に親征して真宗であったが、なかなか黄河を渡る決心がつかなかった。
そうこうしている内に戦況が不利になって来た。 |
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高瓊 |
陛下がもし、ここで渡らなければ河北の民達は父母を無くした様に悲しみますぞ!
なにとぞ、ご決断ください! |
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むむむ |

真宗 |
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高瓊殿!
陛下に向かって無礼であろう! |

大臣 |

高瓊 |
君は文才を認められて大臣になった男だろう。今、契丹兵があふれんばかりになっているのは見ての通りだ。
わしの無礼をとやかく言うヒマがあったら、得意の詩でも朗々と詠んで彼らを退却させたらどうなんだ! |
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むむむ |

大臣 |

高瓊 |
陛下!ご決断ください! |
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よ・・・よし!
朕は行くぞ。 |

真宗 |

高瓊 |
御意っ!! |
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こうして、決断をした真宗であったが、黄河を目の前にすると・・・・ |
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真宗 |
御車よ。ちょっと待て。車を止めてくれ。 |
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へい |

御車 |
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それを見た高瓊は槍の柄で御車の背中をつついた。 |
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高瓊 |
この期に及んで何をぐずぐずしておる!さっさと渡れ!
さもなくば、槍をご馳走するぞ! |
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ひいいいい |

御車 |
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こうして、真宗は黄河を渡った。 |
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契丹兵 |
もうひと押しで、宋軍は瓦解するぞ。それ! |
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陛下が来て下さったのだ!
そう簡単に負けはせん! |

武将 |

契丹兵 |
むむむ。
宋軍の士気が高まりつつある。
まずいな。一時引くぞ。 |
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追撃だ!
皇帝陛下にいいところを見せるぞ! |

武将 |