
司馬徽 |
丁謂は寇準を宰相の地位から引き摺り下ろしたが、今度は自分が讒言にあい失脚した。 |
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民衆 |
民を寧きを得んと欲せば、まさに眼中の釘(丁謂)を抜くべし。
これでこの国も安泰じゃのう。 |
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まったくだ。
今度、丁謂が流される場所を知ってるかい? |

民衆 |

民衆 |
どこだい? |
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なんと、寇準様が流された広東省じゃ。まあ、寇準様は雷州、丁謂は崖州と、州は違うがね。 |

民衆 |

民衆 |
しかし、崖州に行くには雷州を通らねばならん。
もし、雷州で寇準様に出くわせばこれぞ『人生、いつどこでどんな人物と出会うかわからぬ』というものじゃ。 |
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寇準の元にも丁謂が流されてくるという知らせが届いた。 |
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寇準様。丁謂殿が雷州を通って崖州に向かうそうです。 |

執事 |

寇準 |
ふむ・・・丁謂がか・・・・。
何もしないでは礼にもとるな・・・ |
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いかがいたしましょうか? |

執事 |

寇準 |
蒸した羊肉を持って行ってやれ。
だが、会うつもりはない。門は固く閉じておけ。 |
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承知しました。 |

執事 |