智の館
寇準4


司馬徽
悪友の一言


登場人物紹介

寇準
剛直の士。
王旦の指名で宰相に就任。その後、丁謂におとしめられて失脚。雷州に流される。

張詠
寇準が唯一頭が上がらない友人。
知恵を働かす素晴らしい人物であった。
各地の地方官を歴任した。




司馬徽
寇準と張詠は無名の頃からの友人であった。ある時、二人は別々の地方官に任命され、いよいよ別れの時が来た。
君は霍光の伝記を読んだことがあるかね?
張詠

寇準
いや・・・・
ふっ。
それじゃあな。

張詠

寇準
むむむ。
張詠はニヤリと笑って自分の任地へ向かってしまった。
寇準は任地に到着すると早速、霍光の伝記を探した。

寇準
霍光の伝記・・・・
これか。張君は何が言いたかったのかな。
読み進めるうちに『不学無術』(学問なし、手腕なし)の記述にぶつかった。

寇準
くくく。
張君が言いたかったのはこのことか・・・
もっと勉強し、手腕を磨けということだな。




司馬徽
さすがの寇準も張詠には頭が上がらなかったようじゃ。
うむ、わしにも悪友がおるぞ。鏡秋雪・・・・奴だけは許せぬ。

飛覇帥

司馬徽
よいぞ、よいぞ
ハクション。
誰か私の悪口をしてるな。

鏡秋雪