
司馬徽 |
曹彬が蜀の都、成都を陥落させた時の事・・・婦女を略奪している兵士達がいた。
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兵士 |
うひょーー
女だ、女だ。
久しぶりに・・・・ぐへへ |
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イヤ!
さわらないで!
誰か、助けてぇ! |

女性 |

兵士 |
誰も助けにはこねえよ。
さあ、おとなしくしやがれ! |
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そこのもの!待て! |

曹彬 |

兵士 |
曹彬将軍・・・
止めるんじゃねえ。略奪は勝利者の当然の権利だ!
反対するのならみんなが黙っていねーぜ! |
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そうか、略奪は勝利者の当然の権利か・・・。
では、改めて命ずる。成都の女性は朝廷へ献上する。一人残らず集めよ! |

曹彬 |

兵士 |
ぜ、全員ですかい? |
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そうだ。
まあ、全員が献上できるとは限らないから、献上しなかった女性達はお前達の好きにするがいい。だが、今は全員をここに集めてくるのだ。 |

曹彬 |

兵士 |
なかなか話せるじゃねーか。
よし、どんどん女を集めてくるぜ! |
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ああ、私達はどうなってしまうのかしら |

女性 |
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曹彬は成都の女性を集めて曹彬が管理する建物に隔離した。そして、直属の配下の兵士に厳命した。 |
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曹彬 |
朝廷へ献上する女性達だ。そのつもりで警護せよ!
血の気の多い兵士達の目に触れると間違いが起こるかも知れん。窓には幕を張り中を見せるな。
食事も穴から差し入れるのだ。 |
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ははっ!
将兵の目に触れさせぬよう、
全力で警護いたします。 |

兵士 |
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そして、成都陥落の混乱が収まり、やがて治安が回復した。
曹彬は女性達を隔離した建物に入った。 |
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曹彬 |
みなの者。ご迷惑をおかけした。親が健在のものは帰ってよろしい。 |
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え?私達は朝廷に献上されるのではなかったのですか? |

女性 |

曹彬 |
ああ、あれはでまかせじゃ。
そうでもしなければ、兵士達がそなた達を辱め、殺してしまっただろう。
すでに成都の治安は安定した。そなた達は自由じゃ。 |
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ああ、ありがとうございます。
でも、私の両親はすでに亡くなっていて・・・・。ううう(涙) |

女性 |

曹彬 |
そうか、それは気の毒じゃ。
それでは、わしがそなたの婿を探してあげよう。他の身寄りが無い者も申し出てくれ。わしが嫁ぎ先を探してさし上げよう。 |
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ああ、ありがとうございます |

女性 |
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曹彬はすべての女性を親元に戻してやり、身寄りの無いものは婚礼を挙げて嫁がせてやった。
治安が回復した後となっては兵士達も女性達を襲うことはできなかった。 |
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兵士 |
くそぉ。
話が違うぞ!
曹彬めぇ。覚えてろ! |
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