智の館
王旦3


司馬徽
奥深い人間味


登場人物紹介

真宗
宋の三代皇帝。
契丹(遼)とセン淵の盟を結び、西夏とも和睦し、宋王朝の安定を磐石のものにした。

王旦
真宗が即位した当時は副宰相を務める。
後に宰相まで上り詰め、寇準を後継者に指名した。
終生、怒ったことが無いらしい。いつも笑顔のナイスガイ(笑)

寇準
剛直の士。
王旦の指名で宰相に就任。その後、丁謂におとしめられて失脚。雷州に流される。




司馬徽
寇準は王旦の推薦により宰相に就任したが、彼は真宗の前で王旦の過ちを次々に批判した。
王旦殿がこのような政治を行ったためにこの国は駄目になってしまったのです。
寇準
一方、王旦は寇準の優れた点をあげて褒めちぎっていた。

王旦
寇準殿は政治を押し進めるための優れた手腕を持っております。実に素晴らしい・・・
真宗はあるとき、王旦に言った。
王旦よ。そなたはいつも寇準の優れた点ばかりを述べておるが、あの者はそなたの悪口ばかりを言っているぞ。

真宗

王旦
私は宰相を長く勤めておりました。数多くの失策を行っていると思います。寇準殿がそれを包み隠さず陛下にお伝えするのは彼が陛下に忠実である証拠でございます。
私が寇準を高く評価するゆえんはまさにその点にあります。
(なるほど。そこまで考えているのか)
真宗




司馬徽
人というのは自分に甘く、他人に厳しいものじゃ。王旦のように生きていければなかなかの人物といえるじゃろうな。
確かに。
わしを侮辱したものには死を与えてきたが、王旦のように相手の美点を見つけるように努力してみよう。

飛覇帥

司馬徽
よいぞ、よいぞ