
司馬徽 |
李が宰相になる前のこと。
高官に昇進したのを機に弟の李維は李に私邸の建て替えを勧めた。 |
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兄上。玄関もないこんなあばら家に住んでいる高官などいませんぞ。
そろそろ、建て替えかどこかに新築の家を建てましょう。 |

李維 |

李 |
わしは高禄を食み、時には陛下から贈り物を頂いておる。自分の屋敷ぐらい建てられないわけではない・・・ |
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では・・・ |

李維 |

李 |
だが、新築ともなると一年はかかる。人生、明日のこともわからぬ。ましてや一年後など見当もつかない。
『林に巣くう一枝』、それさえあればわしには充分。立派な屋敷など必要あるまい。 |
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むう・・・
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李維 |