
司馬徽 |
呂蒙正は太宗に見出され、いきなり副宰相に抜擢された。
抜擢されてはじめて参内した時のこと・・・・ |
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妬む人 |
呂蒙正か・・・。あんな若造が副宰相とは、世も末だ! |
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・・・・・ |

呂蒙正 |
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呂蒙正は何事もなかったかのようにその場を通り過ぎようとした。
しかし、一緒にいた同僚が怒りその男に向かって駆け寄った。 |
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同僚 |
貴様!副宰相閣下に暴言を吐いたな!
官職、姓名を名乗れ! |
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待て、待て!
そこまでしなくていい。 |

呂蒙正 |

同僚 |
しかし・・・・ |
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もし、この者の姓名を知ってしまっては
一生忘れられなくなる。
知らないほうがいい。 |

呂蒙正 |

同僚 |
だが、それでは・・・ |
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それに、聞き出さなかったからといって、なにもこちらが損するわけでもあるまい。 |

呂蒙正 |

同僚 |
なるほど。
(さすが陛下に抜擢されることはある) |
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