
司馬徽 |
太宗は威厳がある容姿であったため、部下たちは発言しようとしても緊張してしまっていた。 |
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太宗 |
何か意見があるのか? |
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えー。そのー。申し訳ございません。
出直してまいります。 |

官僚 |
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そんな部下たちを見て太宗は考えた。 |
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太宗 |
これではいかん。もっと、意見が言いやすいように私が努力せねば。
まずは笑顔が大事だな。
(ニコニコ)
(笑顔の練習) |
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太宗は部下たちが上奏する時には必ず顔色を和らげて部下たちの諌めを聞き、政治に役立てようとした。 |
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貞観の初年。太宗は家臣たちに言った。 |
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太宗 |
人は自分の姿を照らそうとすれば、必ず鏡を用いなければならない。君主は自分の過失を知ろうとすれば、必ず忠臣の諌めによらなければならない。
もし、君主が自分自身を聖賢であると思い込んで、自分の考えだけを頼りにすれば、臣下は君主の過失を諌めないようになってしまう。これでは、国家が危機に陥らないようにと希望しても出来ることではない。 |
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御意。 |

大臣 |

太宗 |
亡国の臣下も自分の家の安全だけを保つということは出来ない。
隋の煬帝のような暴虐な天子の場合においては、臣下は堅く口を閉じて何も言わなかった。そのため、最後までその過失を聞かせることなく、国は滅んでしまった。そして、煬帝に重用された虞世基らも、君主を諌めずひたすら迎合していたために殺されてしまった。
前の王朝である隋の出来事は遠い昔の話ではない。
そなたたちは社会の人民に不利なことがあったならば必ず遠慮せずに思ったことを充分に言い尽くして私の過失を正しく諌めなければならない。
よろしくたのむぞ。 |
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御意。 |

大臣 |