2009
年 5月のことば
ほのぼのカレンダーの月々の法語を私
なりに味あわせていただくページです
私が生まれた広島では運動会といえば「秋」の行事でした。今でも秋に
行っていると思います。北海道に暮らし始めてびっくりした事の中に運動会が「春」に行われるということがありました。おまけに室蘭では中学校は運動会がな
いというのもびっくりしたものです。今でこそあまり違和感は感じませんが、秋空のもとの運動会が恋しく感じることもあります。生まれ育った環境、日常、年
中行事など、懐かしく思い出したりします。思い出はいくつになっても変わらないものですね。今年も5月の中頃から6月いっぱいくらいにかけて北海道の多く
の小学校で運動会が開催されます。運動会の華はやはりリレーでしょうか。今でこそ少子化ということもあり、リレー選手を揃えるのが大変だったりするようで
すが、子どもの人数が多いときはリレー選手に選ばれることは大変栄誉なことだったのではないでしょうか。リレーの選手になって、一番になる。徒競走でも一
番になる。 日頃机に座っての勉強は苦手でも
運動会は運動の得意な子の晴れ舞台ですね。その子も家族も鼻高々ではないでしょうか。中には勉強も完璧、運動も完璧という子もいます。そうかと思うと勉強
は大の苦手、運動させても全く音痴という子もいます。いろんな個性をもった子がいます。勉強ができるのも、運動が出来るのも、勉強ができないのも、運動が
出来ないのも全て個性なんですね。そのそれぞれがもっている個性を私の勝手な価値観で勉強は出来ないよりも出来る方が素晴らしい。運動も出来ないよりは出
来る方が素晴らしい。素晴らしいと思う方に価値があり尊みもし、素晴らしいと思えない方には価値を見いださない私であります。物事を私の計らいで見ている
典型的な姿ではないでしょうか。私の釋で弟子か見ることが出きない、とらえることが出来ない私なのであります。他の宗教を批判する訳ではありませんが、勝
負けで優劣を付けることはいけないからうちの子どもは運動会を欠席させます。という親がおられます。逆に言うと私の中で勝つことが負けることよりも優れて
いることだという意識が根底にあるから、争いを避けることで優劣判断をさせないという論理になるのでしょう。本当は一番も尊い、二番も尊い、三番も尊い、
ビリはもっと尊いのではないでしょうか。私を私として今、一生懸命に前向きに頑張っていることがなにより尊い事ではないでしょうか。みんながみんな同じで
ある必要など全くないのであります。あなたはあなたのままであなたなのですから。あなたのままで良いんですよ。そのままで! なんまんだぶ