2009
年 4月のことば
ほのぼのカレンダーの月々の法語を私
なりに味あわせていただくページです
「お恵み」を辞書で引いてみ
た。「恵」という字を漢和辞典で引いてみた。漢字というのは実に面白いとと改めて思った。へんがあり、つくりがあり、それらが組み合わさって字が出来上
がっている。今まで知らなかったが「恵』と言う字は略字なのだそうです。正しくは「惠」なのだそうです。私はてっきり「惠」の字は旧漢字なのだと思ってい
ました。調べてみないとわからないものです。早合点して使っている文字も多いんだろうなと改めて感じました。「惠」は《心》と【專(セン、もっぱら)】と
いう字の下の【寸(手)】という字がとれたもので《セン(かかる・まつわる)》との合字なのだそうです。心がある人にまつわる意から、いつくしむ・めぐむ
意になるのだそうです。「恵む」の意味は、そのままずばり「めぐむ」「恩を施す」「めぐみ」「愛する」「したがう・従順」「他人が自分に対してした行為に
冠する敬語」「さとい・かしこい」とありました。「さとい」とは〈理解することが早い〉〈判断が的確ですばやい〉〈かしこい〉「さかしい〉であり、『聡
す』『諭す』『悟る』の同じ意味のようです。今月の法語を読んでみると、世の中のもの全てが仏さまのお恵みであると書かれています。私の生きている姿を振
り返ってみると、仏さまに恵まれて、ご恩を施されて、愛されていることを私の側に寄り添って、どこまでもわがままな私を見捨てずはなれず、そんな私にどう
してやれば恵みのなかにあったことを聡すことが出来るであろうか。すぐにでも諭さんがために恵み続けてくださっている。悟らせんがためにおはたらきなので
あります。今月の法語はそのことに気づかされ「なるほどなぁ」と思い当たる世界に暮らしていらっしゃるお方のことばでありましょう。そのおはたらきがこの
私に恵まれているんだなぁと感じとれる心をいただきたいものであります。仏さまのお心をいただいた日暮しは、季節の花を愛(め)でる事が出来、なんて素晴
らしいんだろう、その中で有難いことだなぁ〜思い当たらせていただくことの出来ることなのではないでしょうか。そうは思いつつも日々の暮らしに追い立て回
されて、花が咲いたことにも気づかずに、山が芽吹いたことにも気づかずに、連合いが髪を切ったことにも気づかずに、周りに支えられていることも忘れてしま
い、私ばかりが恵んでばかりで、誰も何もかえしてくれない恵んでくれない。気づけば不平不満ばかりが口に出る。なんまんだぶ