2008
年 12月のことば
直枉会発行の直枉カレンダーの月々の法語を私
なりに味あわせていただくページです
世の中もうそろそろきらきら輝く季節に入ってきますね。雪が輝く、それもありますが、世の中クリスマスか
らお正月へと実ににぎやかで忙しい季節になってまいりますね。ある若い子がこんな会話をしていました。キリスト教の教会の前を通りながら、「クリスマスっ
てキリスト教でもするんだぁ〜」幼いころからきちんと宗教に触れることなく育った現代の若者にとっては、クリスマスは季節の行事であって、キリスト教の大
切な行事であることを知らないらしいのであります。クリスマスに若いカップルはデートして、ディナー(夕食)して、男性が女性にプレゼントを買ってあげた
り、お互いに交換したり(私の推測では女性が男性にプレゼントを一方的に渡して終わりというパターンは極稀であると思われる)、楽しく過ごすたりとか、家
庭においては良い子の子供たちにサンタさんがイブの夜にプレゼントをくれる日であったり、ケーキを食べる日であったりする。実は、ケーキは美味しいのでク
リスチャンじゃなくても付き合いでケーキを予約している私・・・、クリスマスプレゼントの相場というか予算は、結構な額を予定するんだそうです。そんなと
き私は、つくづく浄土真宗で良かったと胸をなで下ろすのであります。若い男性諸君!今からでも遅くはない「僕は浄土真宗の門徒だからキリスト様のお誕生日
を盛大にお祝いすることは控えさせてもらうよ」と言ってみようじゃないか。何が宗教だか世俗の行事だかわからなくなりつつある若者が多い現代社会におい
て、自分自身の信仰をしっかりと持っているなんて素敵です。(プレゼントにかけるお金が惜しい奴の独り言でした、クリスマスプレゼントをもらえない者のひ
がみも少々入っています)持てば手放したくなくなり、また新たな物が欲しいという欲望が生まれてくる。きりの無い欲望のアリ地獄です。そんなクリスマスが
過ぎると、やって来るのがお正月。子供たちはこれまた大喜びですね。何と言ってもお年玉。これに尽きるでしょう。お正月は親よりも子供たちの方が裕福で
す。大人となってしまった今となれば、お金に執着しない健全な青少年育成のために「お年玉廃止運動」でも起こしてやろうかな。子供に嫌われるだろうな。
ここまで書いたどれもこれも手に入れたものは絶対に放したくない、手に入りにくいものであれば何としてでも手に入れたい。物への執着ばかりです。
これまでの私の物欲人生を顧みてみれば、欲望の海に沈没して一度つかんだ物は二度と手放せず、浮かびあげって来ることなど出来もしない人生を歩んでいる
なぁ。 なんまんだぶ