2007年  6月のことば
直枉会発行の直枉カレンダーの月々の法語を私なりに味あわせていただくページです 

MOTTAINAI OKAGESAMA

 最近、食べ物の好みが変ってきた。魚や野菜を食べたくなるのであります。そして若い時よりも美味しく食べられるのであります。ま た、お肉は少しあればよく、量より質で食べたいなと思ってしまうのであります。いつも書いておきながら、肉になった動物や魚が聞いたらどう思うでしょう か。
 先日ニュースで日本における魚と肉の消費量が逆転したと言っていました。もともとの魚消費国から肉を多く消費する国になったのだそうです。魚は調理が面 倒だということや中国や台湾などほかの国での消費が急速に伸び始めマグロなどは値段が急騰し、なかなか買えなくなってきた事などが挙げられるそうでありま す。逆にお肉は安い値段でアメリカやオーストラリアなどから輸入され、食べやすく加工済みになっている事などからどんどん消費量が伸びているのだそうで す。そしてついにお魚とお肉の消費量が逆転したのだそうです。そんな日本お食卓を支えている食品の国内自給率はおよそ40%で、世界最大の食料輸入国に なっているのだそうです。世界一輸入しているのに食べ残して捨てている量は年間約700万トンなのだそうです。3食に1食を捨てていて、お金にすると年間 11兆円を捨てている計算になるのだそうです。これは、農林水産業の年間生産額とほぼ同じ額に相当しているのだそうです。つまり、農家の方が苦労して作物 を育てたり、漁師さんが一生懸命魚介類をとっているその一方で、それに見合う分の食料を捨てているという生活を今の私たち日本人は送っているのだそうで す。自分たちでどうにかまかなえている食料とほぼ同じだけを食べ残しとして捨てているにもかかわらず、どんどん食べ物を輸入をするというもったいない事を しているわたくしでございます。
 さて、「もったいない」といえばノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイさんが有名です。彼女は世界的な『もったいない』キャンペーンを展 開し、資源を効率良く利用しましょうと訴えておられます「もったいない」という言葉には、3R=消費削減(Reduce)、再使用(Reuse)、資源再 利用(Recycle)の精神がこめられていることに深い感銘を受け、この言葉と精神がケニアのみならず世界に広まれば、地球環境問題の改善に役立つばか りでなく、資源の確保で争う事も無くなり、テロや戦争の抑止にもつながると力説されています。毎日の暮らしの中で自分がいかにもったいない事をしているに もかかわらず改めようとしていない自分の本当の姿を知る事から始めたいと思います。なんまんだぶ

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