2006年 12月のことば 直枉会発行の直枉カレンダーの月々の法語を私なりに味あわせていただくページです
辛 抱はしてもらっている方がはるかに多いと気がついた
ちょっと調子が悪かったので 先日病院に行ってきました。禁煙をして以来の十何年ぶりに胃カメラ検査をしました。それからはじめての大腸カメラもしました。自分の大腸の中をモニターで 見ていると〈チョウ特上ホルモン〉に見えてきたのには我ながらまいってしまいました。まぁそれほど問題もなく健康だったのでそんな見方も出来たのでしょ う。多少潰瘍のあとがあったのですが治り始めているということで投薬もなく終わりました。潰瘍の原因は疲れとストレスによるところが多いそうです。ストレ スがたまるということは私はいろんな事を辛抱しているということになるのでしょうか。私は辛抱していると思っていても自分ばかりが辛抱しているんじゃない のが世の中でしょう。ケンカをすると常に自分の正当性だけを主張していませんか?辛抱しているのは常に自分の方だと言っていませんか?しかしどうでしょ う?本当は自分が間違っているかなと思いつつも譲らない自分がいるじゃありませんか?辛抱している者同士がぶつかるとケンカが生まれ、辛抱してもらってい る者同士が出会うとお互いを認めあい尊重しあう関係が出来上がります。本当に悪かったと思った時に『ごめん』とあやまれば『いいよ、いいよ』とゆるされて いる自分があるじゃないですか。それで他人を責めることなど出来ないですよね。辛抱ばかりしてもらっているのですね。悪いところがいっぱいあるのに、 ちょっとしかない自分の良いところだけを言うものだからもめるんですねぇ。子どものけんかも国と国との戦争も、どちらも始めるには理由を考えます。子ども のけんかも国と国との戦争も、自分が危害を加えられた。もしくは、精神的に害を与えられたことに対して辛抱してきたがどうにも辛抱の限界を超えた。もうこ れ以上辛抱出来ない泣き寝入りすることは出来ない。私は間違っていないし、悪いのは相手の方だから私は仕方なくケンカをするはめになった。私は精一杯辛抱 した。泣く泣く仕方なくケンカをしたんだ。だから私は間違っていない悪いのは相手だ。ケンカや戦争は自分が正しいという言い訳ばかり見えてきます。国どう しの戦争が始まったとします。さて、始めるきっかけは何でしょうか?開始を決めたのは誰でしょうか?戦いの最前線に行くのは誰でしょうか?最前線ではどん なことが行われるのでしょうか?始まるきっかけは辛抱の限界から悪者を成敗するためにはじまって、始めたのは国の偉い人で、国中の若者が最前線に行く。全 く同じ理由で駆り出された相手側の若者と殺し合いをすることになった。結 として、相手の国の若者をたくさん殺すことが出来たので勝ちました。 自分の国の方がたくさん若者が殺されてしまったので降参します。
フセイン政権が倒れてイラク戦争が終わってみんな平和に穏やかに暮らせるのかと思ったらとんでもない状況に陥った、アメリカのブッシュ大統領の共和党は 中間選挙で大敗した。イラク戦争に対してのアメリカ国民の多くは『ノー』という結果を突きつけました。アメリカの人たちがイラク戦争は間違いだった正しい ものではなかったと気づいたのです。スンニ派もシーア派も辛抱してきた、ところでブッシュ大統領はなにを辛抱してきましたっけ? なんまんだぶ![]()