2004年 10月のことば
直枉会発行の直枉カレンダーの月々の法語を私なりに味あわせていただくページです
日本語という言語は非常に難しいことばなのだそうです。オギャァ〜と生れる前から耳にしていたものですからとくべつ難しいなどと感じることもなく今日ま
で使ってきましたが、頭で理解しながら覚えようとすると大変なことなのでありましょう。アルファベット二十六文字だけの英語を学ぼうとしても全然覚えられ
ないのに、日本語はひらがなカタカナに漢字まであって漢字にいたっては音を表すだけでなく漢字そのものが意味を表しているから難しいのでありましょう。
以前、ゴダイゴというグループが「ビューティフルネーム」という歌を唄っていました。国連の子供を守り育てようという年のキャンペーンソングだったと思
います。『なまえそれはもえるいのちひとつの地球にひとりずつひとつ・・・』すべてのこどもがとても素晴らしい素敵な名前をもっていると唄っていました。
そのひとりの名前を伝えたいがために言葉は存在しているのであります。単語、名詞、名前というものにはもともと伝えたい意味が存在しているのであります。
伝えたいことがあり、その意思伝達のための手段が文字であり言葉であることを考えると、ふだん意識することなくしゃべっている言葉も、大事にしなければ言
葉の真意を読みとれ無くなってしまうこともあることでしょう。言葉の真意を読み取っていくと、あの『冬ソナ』のチュンサンとユジンのように相手の事を思い
やるがゆえに、自分の気持ちを素直に言うことが出来ないということもあるのでしょう。これは言葉の裏、奥底にある真意、相手の気持ちがわかっているからこ
そ口にしない言葉で伝わる心なのではないでしょうか。しかし、私の日常はというといついかなるときも自分を中心に話をし、自分の都合で相手の話を聴いてい
ます。そして「売り言葉に買い言葉」「口は災いのもと」これが私の事を言い表すにぴったりだったということになるのであります。 なんまんだぶ