2003年 9月のことば

直枉会発行の直枉カレンダーの月々の法語を私なりに味あわせていただくページです  

ねむれぬ夜はねむれぬままにお念仏
 ことしは暑さがこないうちにもう季節は夏から秋へと移り変わってきました。ことしの夏はねぐるしいなと思う日はほとんど無かったといっていいですね。それほどに冷夏だったと改めて思ったりするのであります。すぎた季節を取り戻すことは出来ないので、これからはじまる季節を楽しみたいと思いますが、世の中にはことしのこの天候に左右されてよろこんだ人、かなしんだ人と悲喜こもごもなんだろう。ちなみにわたしはお盆のお参りであまり汗をかくこともなく快適でした。ありがとうございました。 さてこれからはじまる秋というと、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、秋は何をするにもいい季節、やりたいことがいっぱいあって寝るひまもおしいくらいだという方も多いのではないでしょうか。寝るのがおしい人もいれば反対に、ねむれなくて困っている人が現代人に多いのだそうです。眠りたいのに眠れないのは大変つらいだろうと思います。眠りたいのに眠れない人の眠らなければならない理由は、次の日仕事で寝ておかないと体がもたないからというのがおおかたの理由ではないだろうか。『 〜しなければならない』というのは大変なことなのだ。私の友達が九月の法語をみてえらく共感していた「そうだよね、寝れないときはおきとけばいいんだ無理に寝ようとしなくていいんだ。」と言っていました。なるほどいつから夜は早く寝なければいけないと思うようになったのだろうか。子供の頃は昼寝をしたとき以外夜眠れないということは無かった。「あした学校なんだから早く寝なさい」と親がいい早く寝なければならないということをすりこまれていったのかな。そうしないと次の日学校でつらいことになるんだということを覚えたんですね。社会のルールを覚えていく、日常の生活習慣を身に付けていくことは大事なこと必要なこととしたうえであえて、眠れないときだってあるんだからそんなときは『〜しなかればならない』世界とは違う『そのままに生かされる世界』に出遇ってもいいのではないだろうか。「ねむれないか?」「そうか、そうか」「無理に寝なくてもいいじゃないか」「学校かぁ、起きたときに行ければ行くといいじゃないか」難しいかなぁ?うちの子にはいえないかな・・・      なんまんだぶ