2003年 6月のことば

直枉会発行の直枉カレンダーの月々の法語を私なりに味あわせていただくページです  

言葉は心の遣い「ご苦労さん」より「ありがとう」
国際化の時代になってきました。世界がだんだんと狭くなって来たように感じる今日この頃です。どこにいても世界中の情報がすぐ手に入ってくる世の中になりました。そんな中で英語が話せるともっと楽しいだろうなと思うことがしばしばあります。パソコンでインターネットをしていると世界中のありとあらゆるホームページに飛んでいくことができます。その時に英語の文章を簡単に解釈できたなら私の世界もどんなにか広がることだろうと思います。自分が勉強しなかったことは棚にあげて子供には英語が話せるようになって欲しいものです。そして、私専属の通訳をしてくれないだろうか?

 世界にはたくさんの言葉があるけれど日本語は覚えるのが難しい言語なのだそうだ。生まれて自然と覚えた私たちはそんなことを感じませんが難しいのだそうです。難しいということは表現方法が豊かであるということでもありましょう。

 さて、あなたは「ご苦労さま」と「ありがとう」という言葉をふだん使い分けしているでしょうか。なにげなく「ご苦労さま」「ありがとう」と使っているのではないでしょうか。そして言葉というものは時代とともに変化していきます。最近の変わるスピードは非常に速いと思います。私がちかごろ気になっている言葉に「全然だいじょうぶ」という表現があったのですが、テレビや周囲の人がひんぱんに使っているのを聞いているとその言い方も、それでもいいんだと思えるようになってくるから不思議です。私の日本語ヘの意識なんて実にいい加減なものです。しかし、言葉には変えてはならないもの、本来の意味を大事にしなければならないものがあります。

 「ご苦労さん」は相手に対してかける労いの言葉であり、「ありがとう」は漢字で書くと「有難う」有る事が難しいのにそれが現実になってその不思議さ大変さ難しさを意味した言葉であり、それはまさしく自分にとって有難いことであり感謝せずにはおれない気持ちをいうのであります。今まで使っていた何げない「ありがとう」も言葉の意味を見つめていくと深い意味があります。日本語はひとつ一つの言葉に意味があり、漢字一文字一文字に意味を持つ言語であります。英語を覚える前に正しい日本語を話せるようにならなければ・・・     なんまんだぶ