Coppermineコアやコア電圧や周波数倍率の問題で、本当に使えるのかとても不安だったCeleronの667MHzですが、換装に成功しました。そのレポートです。
●BIOSの対応について
BIOSは最新の「10.13a」を使いました。ASUSのHPでBIOSのアップデート情報を見てみると、10.13のアップデートで「Coppermine
128(Celeron)をサポート」「667MHzのCPU速度を正しく認識」しているようなので、それ以降を使わなければならないようです。
●コア電圧について
同じP2B-Fでも、使っているチップによっては Celeron 667MHzのコア電圧が出ないものがあるそうです。
ちなみに買ってきたCPU表面には、「667/128/66/1.65V REV 1.02」と印字してあるので、たぶんコア電圧は1.65Vです。
そしてマザーボードがその電圧を発生できるか見分ける方法ですが、ASUSTeK User's Forum(FASUS)にFAQがありました。
電源コネクタ(電源ユニットから出ている太いケーブルとマザーボードをつなぐコネクタ)の近くにあるチップに印字されている型番が、
HIP6019BCB ならOK、
HIP6019CB だとダメ なんだそうです。
さっそく自分のP2B-Fを確認してみたところ、ちゃんと「BCB」だったので、コア電圧の問題はパスできました。

BIOSの電圧モニタ表示も、Celeron 466MHzの1.9Vから、ちゃんと1.6Vに変わっています。
●CPU変換カードについて
Slot1→Socket370に変換するカードはいろいろ出ていますが、Celeronを買ったときに店の人が選んでくれたカードでうまく動きました。
ASUSの「S370」シリーズです。何種類かあるようですが、箱のラベルには「S370-DL CPU CARD-U」と書いてありました。 S370-DLのページ
マニュアルには何やらジャンパ設定が書いてあるんですが、とりあえず買ってきたまま(デフォルト)でちゃんと動いています。
JP7なんて、「Coppermineプロセッサの場合」と「Celeronプロセッサの場合」があるんですが、それじゃ「Coppermine
Celeron」の場合はどうするんだ、とツッコミを入れたくなります。
どういう設定のジャンパなんでしょう?コアの種類を区別したいのか、キャッシュの容量を区別したいのか…それによってどっちを使うかが決まりますが…(どっちに設定しても動いたんですが)
なお、変換カードの電圧設定ジャンパを変更すれば、1.65Vの出ないチップを載せたP2B-Fでも使えるのか?は未確認です。
●倍率設定について
667MHzだと、66MHzの10倍に設定しなければならないはずなんですが、P2B-Fのマニュアルを読んでもそんな高い倍率に設定できないし…と悩んでいたんですが、これもFASUSに記述がありました。
システム周波数さえジャンパ設定すれば、倍率はBIOSが自動で設定してくれるようで、どうやら倍率のジャンパは関係ないようです。
試しに今まで使っていた Celeron 466MHzの倍率設定のままで新しいCPUを使ってみたんですが、ちゃんと667MHzになっています。
以上が換装報告です。結局、CPUを買ってきて、変換カードに取り付けて、BIOSをアップデートしたP2B-Fに取り付けるだけでした。
動作も特におかしいところはありません。CoppermineコアやSIMD拡張命令のおかげで、廉価版CPUとは思えないほど快適です。これから換装する人は参考にしてもらえると嬉しいです。
・追記。
・P2B-F自体の不具合ではないんですが、一部注意する事柄について。
Sound Blaster Live! Gamer Edition のドライバ(製品添付のもの)が動かなくなりました。
これは当時存在しなかった Coppermineプロセッサに対応していなかったからで、最新ドライバにアップデートすれば動きます。
・そのほか、動作が微妙に変わったソフトについて。
Windows98SE(OEM) の「システムのプロパティ」に書いてあるCPU名が、「Celeron」ではなくなりました。(「GenuineIntel
x86 Family 6 Model 8 Stepping 3」と表示)
3Dベンチマークソフト「3DMark2000」、オープニングのロゴに書いてあるCPU名が「Pentium!!!」になりました。(Celeron466MHzのときはちゃんと「Celeron」)
3Dベンチマークソフト「Final Reality」をフルカラーで走らせたときに出た「High
Colorで起動し直せ」というメッセージが出なくなりました。
ほかにも、アプリケーションがCPU名を判断・表示するとき、Pentium3として扱われているものがけっこうあるようです。
Celeron700MHz,カッパーマイン・セレロン、河童