ASUS P2B-FでCeleron 667MHzを使う。

2000.11.10 作成


 Coppermineコアやコア電圧や周波数倍率の問題で、本当に使えるのかとても不安だったCeleronの667MHzですが、換装に成功しました。そのレポートです。


BIOSの対応について

 BIOSは最新の「10.13a」を使いました。ASUSのHPでBIOSのアップデート情報を見てみると、10.13のアップデートで「Coppermine 128(Celeron)をサポート」「667MHzのCPU速度を正しく認識」しているようなので、それ以降を使わなければならないようです。


コア電圧について

 同じP2B-Fでも、使っているチップによっては Celeron 667MHzのコア電圧が出ないものがあるそうです。
 ちなみに買ってきたCPU表面には、「667/128/66/1.65V REV 1.02」と印字してあるので、たぶんコア電圧は1.65Vです。
 そしてマザーボードがその電圧を発生できるか見分ける方法ですが、ASUSTeK User's Forum(FASUS)FAQがありました。
 電源コネクタ(電源ユニットから出ている太いケーブルとマザーボードをつなぐコネクタ)の近くにあるチップに印字されている型番が、

 HIP6019BCB ならOK、
 HIP6019CB だとダメ なんだそうです。

 さっそく自分のP2B-Fを確認してみたところ、ちゃんと「BCB」だったので、コア電圧の問題はパスできました。

 Celeron 466MHz Celeron 667MHz
 BIOSの電圧モニタ表示も、Celeron 466MHzの1.9Vから、ちゃんと1.6Vに変わっています。


CPU変換カードについて

 Slot1→Socket370に変換するカードはいろいろ出ていますが、Celeronを買ったときに店の人が選んでくれたカードでうまく動きました。
 ASUSの「S370」シリーズです。何種類かあるようですが、箱のラベルには「S370-DL CPU CARD-U」と書いてありました。 S370-DLのページ
 マニュアルには何やらジャンパ設定が書いてあるんですが、とりあえず買ってきたまま(デフォルト)でちゃんと動いています。
 JP7なんて、「Coppermineプロセッサの場合」と「Celeronプロセッサの場合」があるんですが、それじゃ「Coppermine Celeron」の場合はどうするんだ、とツッコミを入れたくなります。
 どういう設定のジャンパなんでしょう?コアの種類を区別したいのか、キャッシュの容量を区別したいのか…それによってどっちを使うかが決まりますが…(どっちに設定しても動いたんですが)

 なお、変換カードの電圧設定ジャンパを変更すれば、1.65Vの出ないチップを載せたP2B-Fでも使えるのか?は未確認です。


倍率設定について

 667MHzだと、66MHzの10倍に設定しなければならないはずなんですが、P2B-Fのマニュアルを読んでもそんな高い倍率に設定できないし…と悩んでいたんですが、これもFASUSに記述がありました。
 システム周波数さえジャンパ設定すれば、倍率はBIOSが自動で設定してくれるようで、どうやら倍率のジャンパは関係ないようです。
 試しに今まで使っていた Celeron 466MHzの倍率設定のままで新しいCPUを使ってみたんですが、ちゃんと667MHzになっています。



 以上が換装報告です。結局、CPUを買ってきて、変換カードに取り付けて、BIOSをアップデートしたP2B-Fに取り付けるだけでした。
 動作も特におかしいところはありません。CoppermineコアやSIMD拡張命令のおかげで、廉価版CPUとは思えないほど快適です。これから換装する人は参考にしてもらえると嬉しいです。


・追記。

・P2B-F自体の不具合ではないんですが、一部注意する事柄について。
 Sound Blaster Live! Gamer Edition のドライバ(製品添付のもの)が動かなくなりました。
 これは当時存在しなかった Coppermineプロセッサに対応していなかったからで、最新ドライバにアップデートすれば動きます。

・そのほか、動作が微妙に変わったソフトについて。
 Windows98SE(OEM) の「システムのプロパティ」に書いてあるCPU名が、「Celeron」ではなくなりました。(「GenuineIntel x86 Family 6 Model 8 Stepping 3」と表示)
 3Dベンチマークソフト「3DMark2000」、オープニングのロゴに書いてあるCPU名が「Pentium!!!」になりました。(Celeron466MHzのときはちゃんと「Celeron」)
 3Dベンチマークソフト「Final Reality」をフルカラーで走らせたときに出た「High Colorで起動し直せ」というメッセージが出なくなりました。

 ほかにも、アプリケーションがCPU名を判断・表示するとき、Pentium3として扱われているものがけっこうあるようです。
Celeron700MHz,カッパーマイン・セレロン、河童


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