左利きの人が使いやすいメモ台つき椅子(ミーティングチェア)の紹介ページです。
メーカーのサイトに「左利き用」「左手用」「左利き対応」などといった記述が特になくても、デザインが左利き対応している製品を掲載しています。
このページは、
左利き用品(左利き用グッズ)情報リンクの1コーナーです。
ほかの左利き対応製品については、上記ページもご覧ください。
一部の左利き用文具・事務機器にはサブページを作っています(抜粋)。
ボールペン|ペン(万年筆)|カッターナイフ|定規|修正テープ|文具:コクヨ編|文具(文房具)全般
ミーティングや講義・講習会などに使われる事務椅子には、下の画像のようにテーブルを使わなくてもちょっとしたメモを取れるように小さな台がついているものがあります。

このようなメモ台はほぼ全ての製品が右手側についているので、左利きの人がメモを取るときには微妙に体をひねることになります。
それではメモ台が左手側についた製品を「左利き専用」として作ればよいかというと、その方法ではいくつか問題点が出てきます。
・利き手不明の不特定多数の人が使う場合が多い
例えば10脚購入するとして、そのうち何脚を「左利き専用」にすればよいでしょうか。左利きの割合は人口の1割なので、1脚用意すれば充分でしょうか。
それより多い左利きの人がミーティングに出席したとして、その人は「右利き用」で我慢するのでしょうか。
それとは逆に、たまたま全員右利きの人がミーティングに使った日は、右利きの人が「左利き用」を我慢して使うのでしょうか。
それでは左利き用を余分に購入すればよいでしょうか。何脚購入すれば「充分」と言えるでしょうか。
左利き専用品を用意することは得策とは言えません。また、左右共用に作ったほうが定番製品化されやすいとも言えます。
過去にいろいろな分野で左利き専用品が出ていますが、長期的に入手できる定番商品にはならずに消えているものも多いです。
ユニバーサルデザインの考えにも合致していると思います。
・会議室など、収納性を求められる場合が多い
ミーティングチェアは、使わないときに収納できるよう、スタッキング(タテ方向の積み重ね)やネスティング(ヨコ方向の入れ子構造)ができるようになっている製品が多いです。
「左利き用」は別デザインになるため、右利き用と一緒にスタッキング・ネスティングしにくくなる可能性があります。
というわけで実用性を考えると、ミーティングチェアは「左利き専用」よりも「左右共用」のほうが便利だと思います。
そしてそんな「左右共用」なミーティングチェアですが、特に難しい構造など考えなくても実現できます。
メモ台を大きくすればよいのです。体の正面にまで回り込んだ大きなメモ台があれば、左利きの人も体をひねらずにメモが取れるわけです。
そして、そのような製品は有名メーカーからもいくつか発売されています。
大きなメモ台のついた左利き用(左利き対応)ミーティングチェアの例です(2008.3現在)。
メーカーサイトをいくつか検索して見つけたものなので、ほかにもあるかもしれません。
また、モデルチェンジなどで発売終了になったり、後継製品になることもあるかもしれません。
・AICO(アイコ株式会社)
愛知県名古屋市のオフィス家具メーカーです。
大型のメモ台がついたミーティングチェアがあります。メモ台の幅は約41cmです。
アルネ・ヤコブセンのセブンチェアやアントチェアにも似たデザインですが日本メーカー製です。
座面の材質はプラスチックです。メモ台もプラスチック製ですが、大きいため無理な荷重をかけたりはできないようです。
型番は「MC-434T/MC-424T/MC-414T/MC-404T」です。キャスターの有無・肘掛けの有無などのバリエーションがあります。
オンラインカタログ・商品ページ
実売価格は1万円台と手頃な商品です。
英会話教室などで使われているほか、テレビの英会話番組にも導入されています。

NHK教育「リトル・チャロ カラダにしみこむ英会話」(2008.4〜)
・オカムラ(株式会社 岡村製作所)
ミーティングチェア「トーションライン」シリーズに、大型のメモ台(テーブル)がついた製品があります。
幅53cmと、椅子の座面幅並みに大きいテーブルです。
型番は「H186RT-FR」「H186BT-FR」です。
オンラインカタログ・商品ページ

・株式会社イトーキ
ミーティングチェア「イノーバ」シリーズに、大型のメモ台(テーブル)がついた製品があります。
テーブルはA3サイズ(幅42cm)用紙が納まる大きさです。ほぼ座面と同じ横幅です。
型番は「KL-512」です。2008.3現在、受注生産になっていますが、ネットショップでは中古品なども出回っているようです。
オンラインカタログ (374ページ参照)

・内田洋行
事務機器・教育機器などのメーカーです。
「ミーティングチェア」の製品群の中に、比較的大きめのテーブルがオプションとして用意されている製品がいくつかあります。
「FM-350シリーズ」「FM-320シリーズ」「FM-310シリーズ」「MX-250・260シリーズ」「MX-40シリーズ」などです。
座面の幅に達するほど大きい製品は無いようですが、幅30cm以上、小型のノートパソコンを載せられるとうたったものもあり、左利きが字を書くときも体のひねりは少なくなりそうです。
オンラインカタログ
コクヨがメモ台部分を左右に組み替え可能なミーティングチェアを特許出願しています。
1999年、株式会社タカノと共同出願したという資料がWeb上にあります。
メモ台付き椅子 - J-Tokkyo.com
ただ、2008年4月現在、コクヨから商品化はされていないようです。
コクヨ(グループ全体) → コクヨファニチャー株式会社
メモ台が右手側についたミーティングチェアは左利きにとって使いづらいことはメーカーの方も気がついているわけですが、それでも製品化はなかなか難しいのかもしれません。
せめて「メモ台の大きな製品」の定番化だけでも実現してもらえないものかと思っています。大きなメモ台はノートパソコンが使えるなどほかのメリットもあるので、OA化時代に訴求しやすいと思います。
なお、左利き対応しているコクヨの文具については、当サイト内の以下のページを参照してください。
左利き用の文具:コクヨ編
AICOの左利き用メモ台つき椅子、NHKに登場 (2008.3.31)
関連語:事務椅子、イス、左きき、ひだりきき、サウスポー、レフティ、左利き用、左きき用、ひだりきき用、左手用
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