【▼ぐりぐらメモ/2012年2月9日】
水曜日。エアポケットができたので、定刻であがり、梅田寄り。途中で、エヌ氏より、輸入雑誌の入荷情報もあり。しかし…まだ先月号がカバンの中に入ったままだというのに。
「MOJO」は、レナード・コーエン特集で、付録CDは、コーエンのデビューアルバムの複数のミュージシャンのカバーによるリメイク。先月に引き続き、知らないひとばかりなり。マーク・リボーとパレス・ソングスくらい。フィールド・ミュージックは名前だけは。「UNCUT」は、ハンブルク時代のビートルズ特集で、付録CDはその頃の彼らが演奏していたロックンロールのオリジナル集。
で、「MOJO」を。「UNCUT」のテレビジョン
"MARQUEE MOON" についての記事も気にはなったのだが。
店内をざっと流す。トッド・ラングレンの新装紙ジャケが出てた。日本独自の追加というのは、モノバージョンやシングルテイクでした。微妙。うちにあるのは、最初のCD化のライノ盤がほとんどなのだけど、再演盤も出るという
"TODD" くらいかなぁ、買い直してもええかと思えるのは。ライノ盤の音があんまり良くなかったので。
と、そのとき、視界の端っこに、トーゲス
Tages の紙ジャケなるものが入ってきて、およっと。60年代後半に活動していたスウェーデンのバンドで、良いという話はずいぶん前から耳にしていたのだけど、きっかけがなかなかなくて、時々、通販サイトで検索してはカートにとりあえず入れてみたりしてたのでした。で、手にとってあれこれ見ていると、デビューアルバムの
"STUDIO" については、一昨年、RPMから出たシングル曲を追加した盤もあった。ほんで、まぁ、紙ジャケ盤と両方手にとって、眇めておったのだけど、曲が多くて千円くらい安いRPM盤を買うことにして(やっぱり)、紙ジャケ盤を戻すやいなや、背後に迫った影から伸びた手がひったくるように(失礼)、紙ジャケ盤を持ち去っていった。「こいつ、どっちにするんじゃ、さっとと決めんかいっ」と思われていたのだろうなぁ。思い直して、紙ジャケ盤を再び手に取られてはかなわん、という気迫すら。日頃のキジマさんの購買パターンから言えば、高くて曲が少ないものを選ぶはずもないので、焦らなくてもよかったのに(知るかっ)。なんといっても、追加曲には、ハードの大好きな
"Fairytale" の歌詞ちがいカバー "Halcyon Days" が含まれているのだ。とりあえず、これだけで滑り止めになる。(滑る、て、そんなトーゲスの方々に失礼な。)
しかし、水曜日のこの時間帯は、いつもこんなかんじなのだろうか、レジにえらく行列ができていて。おかげで、トーゲスの他に、チャット・モンチー「テルマエ・ロマン」シングル(1曲シングル。TVサイズがおまけ)とムーンライダーズの『火の玉ボーイ』再演コンサートのライヴ盤を手に並んでいたのだけど、猶予があったために思い直し、ムーンライダーズを戻してしまった。いや、うーん、聴きたいとは思うのだけど、最後のアルバムもまだ聴いてないし、でも、アナログ盤を買いそびれたので、もう聴かないかもしれないし、で。『火の玉ボーイ』が聴きたければ、『火の玉ボーイ』を聴けばいいではないか、などと。でも、『ムーンライダーズ』から「砂丘」などをやっている2枚目で、「シナ海」をやられてたら、陥落してたと思う。
クラシックとジャズのコーナーで、ディーリアスが棚上に展開されているのが目に入り、「ん?」と思ったら、生誕150周年とか。EMIからのちゃんとした18枚組で、5000円て。どないしよー。て、なんや、ものすご好きなような書きかたをしてますが、あれです、ケイト・ブッシュ経由です(やっぱり)。その
"NEVER FOR EVER" の日本語解説でだったっけ、ケン・ラッセルのテレビ局勤め時代の作品に、ディーリアスの伝記ドラマがあることを知って、観たいと思いながら、いまだに観る機会がない。ケン・ラッセルも亡くなったんよなぁ。
駅に向かう途中で、「ブックファースト」に寄り、やっぱり出ていた「フリースタイル」17号(特集 このマンガを読め!2012)を買う。一階の雑誌コーナーの棚位置が変わっていて、めんくらう。
ところで、「MOJO」もトーゲス
"STUDIO" も「フリースタイル」も、表紙が朱色。妙なかんじ。
「MOJO」の記事は、他に、「ロイ・ハーパーを聴くなら、この10枚」ポール・マッカートニー、ギャンブル&ハフなど。訃報欄で、
"Alan's Psychedelic Breakfast" のアラン・スタイルズ氏が亡くなったことを知る。実は、先日、去年出た新装盤が安くなっているというので、通販サイトに、"ATOM
HEART MOTHER" と(氏が裏ジャケに写っている)"UMMAGUMMA" を注文したばかり。呼んだ?きっと、あれだ、セリフなし(つまり、アラン抜き)の
"Psychedelic Breakfast" を追加したデラックスエディションを、なんて言っていたからだ。申し訳ない…。他に、マザーズ・オブ・インベンションのジム・シャーウッド、NRBQのトム・アドリーノの名もあり、愕然とする。
「雲遊天下」109号が出ました。鎌田慧さんと小野民樹さんへのインタビュー、倉地久美夫さんも参加されている「2011年 わたしの読書」の二本立て。中川五郎さんの連載は、少し前に読んだ高田豊・渡一家を追った本にも出てきた「関西フォーク」内部のわだかまりについて触れている。まだざっと読んだだけだけど、厳しい面持ちの文章が並んでいるように感じる。振り返ってしまったからかな、とも思う。どことなく、響きあっているようなかんじもするし。わたしのは、中村とうよう氏の昔のライナーノート論について。
***先週のぐりぐらメモ 再放送(2012年1月29日〜2012年2月4日)***
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