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2010年1月31日〜2010年2月6日
| 1月31日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2010年1月31日】
体調いまいちで、グスグスいわしたり、咳き込んだりする懸念もあり、出かけるのをあきらめる。あきらめて、図書館に、読んだとこまで返しに行くも、休み。雨は冷たく、うちひしがれる思い。新たな本は手に入らず、遠くの店まで行くこともできない。いたしかたなく、いちばん近いマクドナルドに寄って、コーヒーを頼み、面倒な書類関係に目を通す(目を通しただけ)。 ゲイリー・マクファーランドの "THE IN SOUND" を聴こうと、パソコンにつっこむも、Windows Media Playerのウェブに登録されている曲順がむちゃくちゃで、閉口する。1曲たりとも合ってない(10-9-5-1-6-2-3-7-4-8)。そのような、別曲順の盤があったのだろうか。以前は、これも社会貢献だと、訂正入力をよくやっていたけれど、あまり反映されないので、がっかりしてしまって、最近は自分とこに取り込むためにだけ修正している。 Windows Media Playerの曲データと言えば、フィル・オクス/ジェイムズ・テイラー/ジョニ・ミッチェルのライヴを収めた "amchitka"。ジョニさんの2枚目は、既に登録されていたけど、フィル・オクスとジェイムズ・テイラーの1枚目は登録されていなかった。ユーザー登録と思われるけど、どうせなら、両方ちゃんと入力しようよ。ジョニさんだけが目当てだったのかもしれないけど。その点については、わたしもうしろめたく思うけど。 というわけで、ジェイムズ・テイラーさんはウチ初です。「イイ男」には、深層心理が警戒するのだな。エアチェックしたカセットすらないような気がする。というようなわけで、あくまでも机上の調査による知識だけど、時期的には、アップルからのファーストアルバム発売からかなり経って、ほぼ再デビューといって差し支えないセカンドアルバム "SWEET BABY JAMES" の発売を間近に控えた頃のライヴということになる。既にシングルの "Fire And Rain" は出ているので、ヒットはしてたのだろうか。1枚目と2枚目だけでなく、3枚目に収録される曲も既に演奏しているのが面白い。聴いたことがあるのは "Fire And Rain" くらいだけど、1曲目にやっている "Something In The Way She Moves" は知ってた。ただし、イアン・マシューズのカバーで。去年、図書館を観に行った「グレープフルーツムーン」で、幕間BGMでこの曲がかかって、あ、聴いたことがあるぞ、でも、知らないひとのだと思ったのだが、それがたぶんジェイムズ・テイラー版の初聴き。なんでも聴いていると思ったら大間違いだぞ。縁なき衆生は救い難いのじゃ(というかんじのダダすべりの比喩が、堀井憲一郎氏の『落語論』には頻出する)。というようなこともあって、この曲は好きでした。どうしても、イアン・マシューズの声でアタマの中では鳴るのだけれど。 フィル・オクスも気になるひとではあるのだけど、スタイルとしては、ド「フォーク」だから、ご本人の演奏によるものよりも、カバーでハッとさせられること多し。うしろめたい。 |
| 2月1日(月) | [一回休み] |
| 2月2日(火) | 【▼ぐりぐらメモ/2010年2月2日】
来日情報というのも、ほおっておくと、とんと入ってこないもので、リチャード・シンクレアが来ることはエヌ氏に聞くまで知らなかったし、ダニエル・ジョンストンが来ることも、土曜日の夜、「タワーレコード」でチラシを見るまで知らなかった。 リチャード・シンクレア、どうしようかなぁと思いながら、招聘元のウェブサイトを探して、見たのだけど、読んでいて、少々意欲が殺がれてしまった。理由は、撮影・録音禁止についてのお願い事項、の、そのものではなく、文章や理屈に。録音させろ、撮影させろ、なにが悪い、というのではない。悪いよ、と思っている。でも、この招聘元は、コンサートで録音や撮影を禁止することは「一般的」であるからと言い、著作権を守る立場であるからと言うのである。「なにが悪い」という開き直りに対する回答として用意されたものだと思うけど、そうやないやろと思うのだ。悪い、のは、演奏者や「他のお客さま」の迷惑だからである、なによりも。やるんなら、誰にも気付かれないように、うしろめたさを感じながら、こそこそやれよという話。気付いたら、望む望まないにかかわらず、気を使うから。気を使うほうが悪い、とは思わない。余計な気を使わせるほうが悪い。だから、演奏者の希望です、で十分ではないか。最近、まったく行けてないけど、十年くらい前、エンケンさんのライヴでは、そのように説明があった。他のお客さんに余計な気を使わせるようなことはしないでください、と。記録する意義をあげたら、たくさん出てくるだろうけど、やる側がそれを言ってはいけない。それに対抗して、一般的だとか著作権だとか法律だとか持ち出すのは、なんだか、他のひとのことよりも意義を楯にとることと同じ土俵のことのように思える。 と、まったく自分を棚にあげてますな。うしろめたく思いながらだからいいだろうってもんでもないですが。どんなにこそこそしても、わかるやろしなぁ。申し訳ない。あんまり良いと記録していないことをつい「惜しい」と思ってしまうんやな。そのまま消えてしまう曲や演奏も実際にあるし。でも、意義をどれだけ積み上げても、自分のためだけの演奏でない限り、つまり、ひとりで自分で演奏しているのでない限り、悪いことに代わりはない。 堀井憲一郎『落語論』について、ダダ滑りの比喩のことばかり書いて、貶しているみたいだけど、ちがうのだ、あれは読んでいると、感化されて、つい、ハズした比喩を口走りたくなるということなのでした。タイトルどおり落語について書かれているのだけど、具体的な演目や演者について書かれているわけではなく、現場で起こっていることに即して書かれている。だから、ああ、音楽と同じだと思ったのだ。演じるひとがいて、受け取るひとがいるという現場に、どこか共通するものがあるのだろう。
別のところで、立川志の輔さんの「落語は一人で聞きにきてください」というインタビューでの発言が紹介されている。いや、もう、そのとおりですわ、ええこと言うなぁ、と、落語じゃなくて、音楽について、そう思います。いや、好きな女の子といっしょに聴きたい、と思っているのも確かで、負け惜しみのつもりはないのだけど、「何人かで聞くと、お互いの笑いのポイント(中略)が違っているのに、一緒に来た人と合わそうとする」のだ。それは聴く者にとって「不幸である」と堀井氏は言うのだが、同時に、「必要以上の大きな笑い声」につながりやすく、それは、別のところにあるように、落語なり、音楽なりを、「壊す」。だから、通な身内感覚の客のグループには近寄らないようにしているのだ。…負け惜しみではないと書いたけど、音楽については「人でなし」なので、好きな女の子といっしょでも、音楽が鳴ってるときは他人、になるやもしれず、むずかしい(いや、そこでむずかしがる以前の問題が…)。 残業時間のセーブのため、予定に一区切りがついたところで、本日は終了。それでもキープしなあかんところを一時間オーバーしてしまっているが。自転車を一駅走らせたところにある遅くまで開いている書店に寄って、『落語論』を買おう(読んだのは図書館本)と思ったのだが、見あたらず。 |
| 2月3日(水) | [一回休み] |
| 2月4日(木) | [一回休み] |
| 2月5日(金) | 【▼ぐりぐらメモ/2010年2月5日】
水曜日で繁忙期のヤマを越え、木金で後回しにしていた作業を処理し、うまいこと行けば、残り一桁を切った有効残業時間のセーブもできるかもと思っていたところへ、担当している業務でトラブルが発生。その収拾に追われて、セーブなど木っ端微塵に。うがー。そりゃ、確認不足と言えば確認不足なのだが…それにしても…いや、言い出したらキリがないから、やめときますが、それにしても。 巷で散見する傍若無人な行為は、想像力のなさと一瞬思えるけれど、ちがうな。想像力がないのではなくて、想像する気がないのだと思う。それは、教育やら道徳やらではいかんともしがたい(教育や道徳は、鉄人28号的に言えば、鉄人であってリモコンではない)。手を抜いているだけなんではないか。なんで手が抜けるかと言えば、こうしたほうがええんではないかという希望がないからだ。つまらないことを「やりたい」のではなくて、ちゃんとしたくないだけ。そんなのだから、「言われたこと」の目的すら見誤る。こういうことでしょ、だったら、これでええやん、と軽く見積もる。 視野の狭い合理主義って手抜きの言い訳にしかならへんよなぁ。こういうことでしょ、の段階で間違えているのだけど、質す気が起こらない。 知らなかったのだけど、樋口尚文氏の『「月光仮面」を創った男たち』によれば、川内康範氏は、晩年、「憎むな 殺すな 赦しましょう」という「月光仮面」のテーマを、「憎むな 殺すな 訊問(ただ)せよ」に変更したのだという。かつては、ひとのいかんともしがたい性向や運命であると考えられていた「悪」が、いかんともしがたいものではない、のにもかかわらず存在するものに変わってきたということではないか。「なんでやねん」とわざわざ訊かなくてはならなくなったのだ。理由を訊ねるためでなく、理由がなければならないということを知らせるために。
ケイト&アンナ・マクギャリグルのDVD "A NOT SO SILENT NIGHT" が届いて、寝るまえにちょっとずつ観て、荒みがちな気持ちをなだめてます。NTSCフォーマットのリージョン0なので、普通に、日本用DVDプレイヤーでかかります。表紙に、"THE McGARRIGLE CHRISTMAS HOUR" と同じスキーに興じる家族写真があしらわれていることから推測できるように、"THE McGARRIGLE CHRISTMAS HOUR" 再現コンサートといった趣きのライヴが収められている。会場は、ニューヨークの「ニッティング・ファクトリー」。ところ狭しと、ステージに家族や友人たちが集い、クリスマスソングを奏でる様子が観られる。アルバムに入っている曲ももちろんやってるけれど、ヴィンス・ガラルディの "Christmas Time is Here"、クィーンの "Thank God It's Christmas"、ジョンとヨーコの "Happy Xmas (War is Over)" など、コンサートだけの選曲もあります。ルーファスとマーサの姉妹を除いて、家族関係は誰が誰だかよくわからないけれど、ゲストで、ローリー・アンダーソン(ひさしぶりに姿を見たけど、変わらない)、エミルー・ハリス、ルー・リードらの姿も。ルーファスとルー・リードが、"Happy Xmas" をデュエットしてます。おまけとして、リハーサルシーンを盛り込んだロングインタビューを収録。字幕がないので、ほとんどわかりませんが。 |
| 2月6日(土) | 【▼ぐりぐらメモ/2010年2月6日】
布団にもぐって、ポチポチと入力ようとしたのだが、外気に触れている手がしんしんと冷えてきて、指が動かない。寒い。日差しはぽかぽかとしていたのに。 休みだけど、午前中、家の用事があり、早いうちに出かけた。待ち時間かありそうで、電源 も使えるので、ひさしぶりに(主力の)ノートパソコンを持ち出した。案の定、着くと、一時 間半待ちと知らされる。いったんヨソに行こうかと思ったのだが、起動させたパソコンの異変に気付いた。キーボードの配列が変わってしまっている。日本語を打とうと、「半角/全角キ ー」を打つと、「`」になる。「@」を入力するには、Shiftを押しながら「2」を打たなあかん 。英語キーボードの配列になっている。日本語に切り換えられない…。何故に。持ち出したと きの振動で?日本語に切り換えられないということは、ヘルプ画面や検索サイトでキーワード を入力することもできない。地域の設定やらデバイスの設定を見てみたけど、ちゃんと「日本 」になっている。キーボードのドライバソフトを更新して、再起動させても、症状は変わらない。とか、やってるうちに、一時間半経過。用事が済んだのちも、居残って、回復を試みるも 、かなわず。あきらめて、そこを離れ、昼食、図書館をまわってから、帰宅した。 帰宅してから、ポメラでキーワードを入力して、それをパソコンに移して、検索をしてみたけど、やってみた方法以外、見あたらない(レジストリをいじるという怖い方法はあったが) 。うーん。戻らなかったら、どないしよ。ただ、ポメラから移したときに気付いたのだけど、 テキストエディタ(「メモ帳」)だけは正常のキーで動く、つまり日本語入力ができる。謎だ 。ポメラで打ってから移すことを思えばマシだけど、ただでさえ、鈍くて困っているのに、なんちゅう面倒な。 後ろ向き新発売情報。●リッキー・リー・ジョーンズとリトル・フィートを注文しているワ ーナーの5枚組廉価盤シリーズ、日本国内発売もあるようです。3,245円、タワーレコードのウ ェブ通販予約(のみ?)では2,500円で、2月27日発売。40種類。気になるのは、注文している 2種、前にも触れたポーグズの他、ウォーレン・ジヴォン、カーズ、ポール・バターフィール ド・ブルーズ・バンド、ジュディ・コリンズ、ドクター・ジョン、ダニー・ハザウェイ、クリ ス・レア、ブレッド。次点で、ディオンヌ・ワーウィックとアズテック・カメラ。うーん。● 本家?ソニー/BMGも、廉価盤セットシリーズの新しいのが出るようだけど、今回は3枚ずつ。 及び腰?。あれ、スモーキーのもあったような気がするけど、どっちだっけ。スモーキーは、 東芝EMIから出ていたので、どちらでもないイメージがあって。ちゃんと聴いたことがないの だけど、松村雄策さんがホリーズと並んで強く推していたので、隅っこのほうにひっかかって いる。●ホリーズと言えば、節目の年なのか、バンド時代のデビューアルバムの復刻など、い ろいろ出ているk.d.ラングのベストアルバムに未発表録音として、ホリーズのカバーが入るよ うです。k.d.ラングはつまみ聴きしかしていないので、ベスト盤で聴き直してみるのもよいか な、と。●プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ(P.F.M.)の拡張盤。"PHOTOS OF GHOSTS" はインストゥルメンタルのみのものを含む初期ミックス6曲追加。"THE WORLD BECAME THE WORLD" は、"Four Holes In The Ground" と "Celebration" の未発売シングルバージョ ンと "La Carozza Di Hans" のイギリス発売シングルバージョンの3曲追加。"JET LAG" は、"La Carozza Di Hans" の1976年のライヴ録音を追加。P.F.M.は、マンティコア作品のア ンソロジーも出たはず。"THE WORLD BECAME THE WORLD" と "JET LAG" は、雰囲気は異なるけ れど、どちらもそれぞれに好きなアルバムだけど、今回の版はまぁええかな。"PHOTOS OF GHOSTS" は、中学時代に友人の分担だったこともあり、持っていないので、今回ので改めて聴 いてみたい気も。 夜中、NHK総合で、冬季オリンピック関係?で、『オレンジ・ジャケット』というナンセン ス人形アニメーションをやっていた。一回5分くらい。スキーの競技大会が舞台で、毎回、主 人公オレンジ・ジャケットの行く手を、黒ずくめの悪漢スキーヤーが邪魔するも、間抜けな、 あるいは思わぬ顛末で、結局、オレンジ・ジャケットが勝ってしまう。主人公にも、あんまり 勝つ気がなさそうなところが面白い。何故だか、サブキャラクターに、蟹がいる。どうやら、 舞台になっている雪景色は、スーパーマーケットの冷凍コーナーらしい。しばらくぼんやり見ていたのだけど、次から次へと放映されるので、ヨーデル風のテーマ曲とともに、悪夢のよう だった。 |
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