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2009年11月1日〜2009年11月7日
| 11月1日(日) | 【▼ぐりぐらメモ/2009年11月1日】
朝は晴れていたのに、昼前から雨に。午後から、家の用事があり、それを済ませてから、その足で京都に出ようかとも考えていたのだけど、用事が終わったくらいから雨がひどくなり、京都では動き回る必要もあったので、断念。図書館に寄って、おとなしく帰宅。北白川の雑貨・ギャラリーの店「trico+」で行われている音楽本の特集は覗いてみたいんやけどなぁ。 家の用事に出かけようとしたところに、宅配便。届きました。レコードを買い始めてから、33
1/3年、放蕩生活で申し訳ないです、ビートルズの11作品のセット "THE BEATLES
IN MONO: The Complete Mono Recordings"。
"YELLOW SUBMARINE" サウンドトラックアルバムと言えば、きのう、きょうと、登場するのが、明石から西宮という馴染みのある場所であったこともあって、NHKの「街道てくてく旅 山陽道」をつい見てしまったのだけど、続きのルートが気になって、ウェブページを見てみたら、テーマソングなどを収録したCDのジャケットが
"REVOLVER" のパロディ、去年やっていた「四国編」のCDが "YELLOW SUBMARINE"
のパロディになっていた。何故に、そんなところで。番組のファンに訴求するところはなさそうに思うのだけど。テーマソングそのものは、あまり、ぐっとくるところはないのだけど、インストゥルメンタル版はちょっと良いかな、と思ったりして、危険。
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| 11月2日(月) | [一回休み] |
| 11月3日(火) | 【▼ぐりぐらメモ/2009年11月3日】
昼前に出発して、京都へ。河原町から3系統のバスに乗って、「北白川小倉」まで。北白川西瀬ノ内町、疎水沿いにある雑貨&ギャラリー「trico+」での cafe de poche の企画「私的読書週間 テーマ:音楽」を覗きに。朝から晴れていたのに、バスに乗っている間にどんどん雲が厚くなり、バス停に着いた途端、大粒の雨になり、びっくり。通り雨、天気雨だった。京都の住所はわかりにくいのだけど、店の前にひとだまりができていたので、すぐにわかった。軒先が古本コーナー、屋内のギャラリーで音楽本の展示(手にとって読める)。むかしの旅のビジュアル本やパンフレットが面白かった。古本コーナーで、ギャラリーの展示関連冊子らしい『ガーディアンガーデン タイムトンネルシリーズ Vol. 9 矢吹申彦[東西東西]』(リクルート、1999年5月)、「cafe de poche」企画関連冊子「音楽と本と人 CDP Vol. 1」を買う。「cafe de poche」の冊子は、執筆やアンケート回答者に、オクノさん、渕上さん、イガキさん、「エルマガ」稲盛さん(そう言えば有名なのだろうけど、バスの車窓から、百万遍で「パブ Lマガ」のネオンの残骸を見た)、「ちょうちょぼっこ」次田さん、「箱庭」幸田さん、南陀楼さんと、知っているひと多し。yumboの話題も。 ゆっくりしたり、少し歩いて近辺の店も覗いたりしたかったところだけど、時間がなく、来たのと同じ3系統のバスに乗って、河原町に戻る。 高槻市の「南風楽天」でのソラネコ『ポヤランカン』発売記念ライヴ、は16時開場。ソラネコは、ずっとお知らせをもらっているのだけど、タイミングが合わなくて、しばらく観てなかった。調べたら、2年半ぶりでした。開演は17時半くらいかな。オープニングは、はたさんの幼なじみ(というのは仮の姿だそう)の影絵ユニット、つつじんによる『ポヤランカン』のキーワードを散りばめた影絵を、ソラネコの伴奏で。ソラネコのライヴは二部構成。新譜の収録曲を中心に。シンプルというか、引き締まった演奏。ピート・タウンゼントを思わせるコード感のあるギターに、ころんとしたパーカッションがしゃんと重なると、ああ、ソラネコだ、と思う。2年半ぶりということもあって、新譜の曲は初めて聴く曲ばかり。ふっきれた、明るい日常性を感じさせる歌が多い。最後はおなじみの「パンツ100枚」と「ケモノちゃん」。アンコールは、以前からのレパートリー「冬の夜朝まで起きていた」で、うれしかった。
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| 11月4日(水) | [一回休み] |
| 11月5日(木) | [一回休み] |
| 11月6日(金) | 【▼ぐりぐらメモ/2009年11月6日】
落とした途端、自分のものでなくなるのはなんだ。こたえ、抗菌マスク。朝のプラットホームで、腰をおろしたベンチの反対側に座っていた女の子の近くにマスクが落ちていたのだが、仮に彼女が落としたのだとしても、「これ、ちゃいますか」とは訊ねにくい。拾ったところで、抗菌マスクとしては使えないから、ちゃんと捨てなさいよという非難になってしまう。さりとて、捨てようにも、近くにゴミ箱がないと、持ち去るかたちになってしまい、まずい。ので、結局、放置。考えすぎか。 細々(こまごま。ほそぼそじゃなく)とした作業が途切れなく。途中までやって保留になっているものも多く、片づいていっている気がしない。おまけにそろそろ帰ろかなと思った頃に、来週の予定変更を告げるメールを目にしてしまい、火曜日にやることにしていた作業を月曜日にやらなければならないことが判明。月曜日の午前中は予定が入っていて、動けない。帰るつもりだったので、2時間越えの残業申請は出していなかったのだけど、ちょいがんばって、きもちだけでもと月曜日対策を。
というようなかんじだったのだけど、イギリスの音楽雑誌、「MOJO」、「UNCUT」の店頭状況について情報が入りまして、週末はバタバタしそうだしと、遠回りして、梅田に寄って、押さえに。無事、入手。しばらくおとなしくしていようという気持ちもあり、CDの売り場は覗かず。
「MOJO」はロジャー・ウォーターズが表紙(って、例えば、鈴木慶一さんが表紙になるようなもの?)で、"THE
WALL" についてのインタビューと記事あり(ロジャーさんはオカン似)、付録CDはそのピンク・フロイドの2枚組
"THE WALL" の1枚目を若手(たぷん)バンドがカバーしたCD "THE WALL: RE-BUILT!
DISC ONE"。聴いたことのあるバンド、皆無。いや、その、ピンク・フロイドは大好きだけど、実は
"THE WALL" には思い入れがまったくなくて。スタジアムロック化やアメリカでのヒットに対する抵抗ではないです。新譜だというので楽しみにしながら、ラジオでかかるのを聴いていて、「あれっ?」「あれっ?」となったのだ。曲はあっさりしていて物足りず、音は乾いていて「カスッ」とした感触、そうした印象から、全体の構成もとりとめないものに思えた。結局、通しで聴いたのは、FM大阪「ビート・オン・プラザ」で放送されたときのみだと思う。これはちゃうな、これもいらんと録音し始めては途中で止めて(まる録り、だだ録り、流し録り厳禁)、結局残ったのは、"Comfortably
Numb" だけという…。その次の "THE FINAL CUT" は、結構好きだったというか、大学の先輩に貸してもらって好きになったけれど、あれはロジャー・ウォーターズのソロアルバムみたいなもんやからなぁ。
「UNCUT」はベルベット・アンダーグラウンドが表紙で、付録はVUの影響を受けたもの特集
"THE VELVETS REVOLUTION"。フィーリーズ、スーイサイド、ループ、801("Third
Uncle")などの他、初めて知るバンドもいくつか。ホープ・サンドヴァル&ザ・ウォーム・インベンションやヴィヴィアン・ガールズ、エスパーズの新譜はどんなかんじなのか聴いてみたかったのでありがたい。
「[書評]のメルマガ」432号配信。名古屋のフリーマガジン「SCHOP」の上原さんが、フリーペーパーについて寄稿されてます。前に買った「TRASH-UP」の新しい号が出ていて、名古屋のロックについて書かれているそう。わたしの連載「音を探してページをめくる」は、いつもはできるだけ新刊・近刊から選ぶようにしていたのだけど、最終回ということで、古い本、片岡義男『ぼくはエルヴィスが大好き』について。 |
| 11月7日(土) | 【▼ぐりぐらメモ/2009年11月7日】
午前中、NHK-BS2「週刊ブックレビュー」を観てから、先週に引き続き、家の用事のため、外出。午前中いっぱいかかり、ちょっと疲れた。あ、私事なので詳細は書きませんが、めでたい方面でも、めでたくない方面でもないので、心配なさらぬよう。…という口調で思い出したけれど、沢村一樹の「浅見光彦」、キメの犯罪解説のときに「セクスィー部長」口調で「ていっ」とか言い出しそうなのはともかく、お手伝いさんのスミちゃんが原沙知絵というのは許せんなぁ。成り立たないというか、もったいないというか。 用事を終えたその足で、ひさしぶりに市の中央図書館に。3冊借り足して、母親を呼び出し、韓国料理店で昼食。いったん戻ってから、再び外出。三宮へ。電車はゆっくり各駅停車で、さっき借りた中村よお『昭和フォーク&ロック音楽堂』(青幻舎、2008年3月)を読む。153枚のアルバムを選んで、綴るというもの。京都の出版社なんやね。中村さんの『バー<70's>で乾杯』、『関西フォーク70'sあたり』は、体験していない時代の現場を伝えてくれて、面白かったけれど、この本は、発売された当時、立ち読みして、資料としての側面が強くないと判断して、見送った。改めて読んでみて、うーん、もう少し推敲してもよかったのでは。アルバム1枚について1ページという内容と文字数の縛りのせいか、情報をたくさん入れようとして、文のかかり、どれについて書いているのかがわかりにくくなっているところがちらほら。日本でのシンガーソングライターの成り立ちと演劇・役者とのかかわりについての指摘等、面白いのだけど。 いつもよりは早めだけど、いま気持ちだけ緊縮財政ムード(モードではない)なので、何か買ってしまいそうな場所には立ち寄らず。でも、たまたま遭遇した馴染みのない中古盤店で見かけた入江雅人&ピラニアンズの『OK新宿』とかギャラクシー500のボックスはあぶなかった。新刊だけど、ミック・ファレンの回想録なんてのも。
きょうは、「月刊かえる」企画による、かえる目と倉地久美夫さんのライヴ。オープニングは、チラシにはなかったけれど、ひょうたん総合研究所(
植田朋子+森川訓恵)。ひょうたんを使った自作楽器で音を鳴らす、のだけど、コントのようだったり、ものすごアコースティックなクラフトワーク2連発(森川さんの「電卓」シャウトがものすごかった。カズーによる合いの手も目から鱗)だったりして、楽しめました。
かえる目(細馬宏通、宇波拓、木下和重、中尾勘二)、たぶん、明日、第二回が行われる「軽音楽ジャンボリー」の一回目のとき以来。セカンドアルバム『惑星』も聴けてませんでした。宇波さんのギターと木下さんのバイオリンから、ペンギン・カフェ・オーケストラの1枚目を連想する。そこに細馬さんのボサノヴァ調のギターと、まったくボサノヴァ調でないメリハリ効きすぎのヴォーカルが加わる。倉地さんによる『惑星』ジャケットの原画で展示されてましたが、絵の中の登場人物についての歌がいくつか。倉地さんの絵の中の登場人物自体が不思議なのが多いので、歌も不思議なものになるのでした。描写するだけで不思議なものになっていくという点で、細馬さんの歌と倉地さんの絵は呼応しているのだな。『主観』の「ふなずしの唄」、「女刑事夢捜査」、「あの寺に帰りたい」も。「女刑事夢捜査」のアレンジがCDとはちがっていて、よりロックな(ほんまか)かんじに。シンプルな印象の音で、ぞくぞくさせられる、ということはバンドの音も、歌や絵に呼応している。『惑星』を聴いていないのでわからないのだけど、どちらにも入っていない曲も多数、だったみたい。1曲、ふいご/HOSEの古池さんがトロンボーンで客演。 幕間音楽は、始まる前が、薄花葉っぱ『あさぼらけ』。途中が…歌の内容が競馬の情景のようだったので、ひょっとして、須山公美子さんの『お馬さんがやってくる2』?ものすごいロックな曲でおおっときたのだけれど。 倉地さん。東京逃亡の折の秋葉原(あとでそう遠くないところで行けばよかった、な場所があったことを知り、後悔)でのライヴのときは、バチバチッというパーカッシヴな音の印象が強かったけど、きょうは、ギターの音のきらきら度高めで。こちらの耳事情もあるのだと思いますが。歌いながら、ギターをひとりで弾かれているのだけど、同時に複数の音のねじれが同時に聴こえてくる。さっきの細馬さんの話のように絵もそうだし、詩もそうだけど、たくさんの存在が交差したり、すれちがったり、ぶつかったりするのが、風景としてではなく、声や音として伝わってくるのだ。おかしみもまじえて。なので、ライヴでは爆笑につぐ爆笑。10年以上も前、博多で、倉地さんのライヴを初めて観たときは、それまで音でしか聴いてなかったので、笑っていいものかどうか躊躇したものだけど。「味噌がいっぱい」、「サランラップ」と続けたあとで、おしまいまでの予定を告げて、1曲、インストゥルメンタルの「夜霧の嬉野」をやったあとで、さっきの予定にはなかったカバーを。ふちがみとふなと/ラブジョイの「at home」。あちこちから、「ほぉ」とも「おぉ」ともとれる溜息がもれるサプライズでした。後半のアレンジも広がりのあるええかんじでした。秋葉原でも聴けた「ベストカメラ」、「逆さま新幹線」の朗読とインストゥルメンタルときて、最後に「あさひ!」。アンコールでは、『ライヴ必勝読本』の戒めを紹介しつつ、やはり秋葉原でも聴けた「蘇州夜曲」を。 帰りに、かえる目『惑星』を購入。植田さんに声をかけてもらって、少し話を。帰宅して、テレビを点けると、ベルベット・アンダーグラウンドの1993年再結成ライヴが。忘れてた。レーザーディスクは持っているのだが。しかし。5、6曲は記憶しているのだけど、おしまいになる前に眠ってしまった。うう。 |
(c) 2009 Kijima, Hebon-shiki