真夏の果実  

何でもよく食べるはーちゃん。当然、果物も大好きである。
オレンジは、手足が黄色くなるまで食べまくり、
さくらんぼは種まで食べてしまい
ウンチの時に、私を驚かす事もしばしば・・・

最近のお気に入りは「すいか」のようで、
これがまたビックリするぐらい食べるのだ。
3人家族の我が家は、丸々1個のすいかは当然食べきれないので
半分に切ってあるものを購入している。
私は、「子供はスイカを食べない」と信じていた。
と、いうのも私自身、子供の頃はスイカが苦手であった。
スイカが好きになったのは、大人になってから。
特に好きになったのは、妊娠してからである。
周りのママダチも、
「子供の頃はスイカが食べられなかった」という子が多く
また、その子供達も同じようにスイカを好んで
食べない子ばかりだった。

今年も夏がやってきた。
スイカの季節到来である。

やっぱり今年も半分に切ったスイカを購入。
そして、食後のデザートに出した。
はーちゃんは狂喜乱舞
(スイカぐらいで狂喜乱舞する、うちの子って・・・)
夕食は、かなり多めに食べたはずなのに
食事を何日も取っていない子のように、食らいついた。
まさに、「別腹なの」という言葉がぴったりの食べっぷりである。

うっかりしていると、スイカの実と皮の境界線の
白い部分までも、バリバリと頬張って
「おいち〜〜〜〜〜い!!」と言っている。
そんな処まで食べてしまったら、カブトムシやクワガタから
「ワシらの食べる所、無いやん!!」
と、文句の一つも言われそうである。
人間の尊厳を守る為(?)はーちゃんには悪いが
スイカの皮を取り上げた。
すると、泣くわ喚くわ・・・
こんなにもスイカが好きで、皮まで食べ尽くすはーちゃんの事を
スイカを作っている農家のおじさんが知ったら
きっと喜ぶであろう。
最近、この地域で盛んに叫ばれている
「ゴミ減量」にも一役かっていると言っても、過言ではない。

私は、「ダメ」と言ったら、ぜ〜ったいに駄目を貫くので
はーちゃんはパパにオネダリし始めた。
普段は、パパにチュウなんで、ぜ〜ったいにしないのに
「ぱぁ〜ぱぁ〜 ちゅ〜
と、パパの思考回路を破壊し、言いなりになった頃
「ぱぁ〜ぱぁ〜 しゅいか い〜い?」
と、甘える。
はーちゃんの「甘えんぼ作戦」に、まんまと引っ掛かり
脳が誤作動の上、暴走してしまったパパは
鼻の下を伸ばし、だらしない顔で

「い〜でちゅよ〜〜〜〜〜〜ん」

馬鹿丸出しである。

私が止めると、
「スイカぐらいいいじゃないか、季節限定の品だよ!
それに、赤いんだよ!!」

と、訳の判らない事を言いながら逆ギレ。
そして、晴菜女王様の元へ奴隷(パパ)は
貢ぎ物をもって行くのだ。

我が家は、今までよりも更に小さいカットスイカを
購入する事にした。
そうしないと、あるだけ食べてしまうから。
暑い時期だけのスイカ。
おいしいのは判るけど、お腹痛くならない程度に
程々に食べてね・・・
種は出そうね・・・。