5月5日の説教


こうして、いろいろの働きをする神の知恵は、今や教会によって、天上の支配や
権威に知らされるようになったのですが、これは、神がわたしたちの主キリスト
・イエスによって実現された永遠の計画に沿うものです。
わたしたちは主キリストに結ばれており、キリストに対する信仰により、
確信を持って、大胆に神に近づくことができます。

                                               (
エフェソ3:10〜12)


この個所は、わたしたちが一つにされていることを示しています。
エフェソ1章13節には「聖霊で証印を押された」とありますが、これは封をされてすっぽり聖霊に包まれることを
表しています。
先週の説教は「一つにされる喜び」という題でしたが、わたしたちは証印を押されて、イエスさまの十字架の血によって
何の値もなしに、無条件にわたしたちと神様が一つにされるのです。

さて3章ではユダヤ人、異邦人たちも主によって一つとされるということが語られています。
ユダヤ人には選民思想があり、律法を守ることを主張しましたが、イエスさまはその律法以上の「神の愛」「福音」が
あるのだということを説きました。
しかしユダヤ人たちはその言葉に動揺し、イエスさまを十字架につけてしまいました。

わたしたちは、それぞれに自分の生活の中で、自分の律法を持ってはいないでしょうか?
イエスさまの新しい律法は、わたしたちの心の中の、自分自身の律法からわたしたちを解放してくださいます。
そこに許しが出て来るのです。

自分をも他人をも許せないと思っているこの自分をも、神様が無条件で圧倒的な愛によって許し、しっかりとつかんでいて
下さることを知るとき、わたしたちは神様と一つになることができます。

わたしたちが近づこうと思っている以上に、イエスさまの方からわたしたちのほうに近づいてくださるのです。
マタイ福音書で、イエスさまのお姿が山上で変わり、モーセとエリヤに会われ、弟子たちがひれ伏したとき「恐れることはない」
と近づいて来てくださったように。
また、マルコ福音書で、弟子たちの乗った船が強風で漕ぎ悩んでいたとき、「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない」と
言って近づいて来てくださったように。

だからこそ、わたしたちも信仰と確信を持って歩んでいきたいと思います。




                                                    (菊池丈博牧師)
 


                                                          


表紙/5月5日の説教