5月26日の説教


どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強めて、
信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、
あなたがたを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者としてくださるように。
また、あなたがたがすべて聖なる者たちと共に、キリストの愛の広さ、長さ、深さがどれほどであるかを
理解し、人の知識をはるかに超えるこの愛を知るようになり、
そしてついには、神の満ちあふれる豊かのすべてにあずかり、それによって満たされるように。

         (エフェソ3:16〜19)



ここはパウロの祈りの個所です。
パウロは何を祈っているのでしょう?
キリストを自分の心の内に住まわせ、その上にしっかりと立つ者とさせてくださいますようにという祈りなのです。

クリスチャンになる、とはイエス・キリストの愛にしっかりと立つ人となるということです。

ここでは「内なる人を強めて」という言葉に注目したいと思います。
「内なる人」に生きるとは、自分の心に目を向け、自由に生きる人です。
この「内なる人」を鍛えるには、自分を誉めることが必要です。
わたしたちはとかく物事を否定的に考えがちです。
何か言っても、言わなくても、あとから後悔してしまうことがよくあります。
しかしそのとき、「あのときこのことを言わなければよかったのだ」「これを言ってよかったのだ」と肯定的に判断してみましょう。
自分を否定的にのみ見ると、神の愛まで否定的に考えるようになります。
自分は神様に愛されていないのではないか、こんなわたしのことなんか愛してくれるはずはないじゃないか、などなど。
これが更に進むと、他人に対して攻撃的な態度になることもあります。

自分のことを誉めること、これには訓練が必要ですが、常に内なる人を見つめ、自分を前向きに見つめ、祈りと共に生きる時、
わたしたちには神の祝福、愛が満ち溢れてきます。

「愛にしっかり立つ者」とありますが、キリストの愛にしっかり根ざし、そこに立たされているのだという信仰を持つことが大切です。
人を動かすものは愛なのです。

わたしたがトンネルに入るとき、恐くないのは先に出口があることを知っているからです。
わたしたちが苦難にぶつかって行けるのは、どんなに苦しいときも必ず終わりがあって、すべてのことを益としてくださる方を
知っているからです。
神の愛、キリストの愛に根ざししっかり立てる人は、いつも希望を持ち、前を見て歩める人です。

今週もこのことを心に留めて歩んでいきたいと思います。

                                            (説教 菊池丈博牧師)





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