5月19日の説教


五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞え、
彼らが座っていた家中に響いた。
そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。
すると、一同は聖霊に満たされ、「霊」が語らせるままに、他の国々の言葉で話しだした。
(使徒言行録2:1〜4)



キリスト教には三つのお祝いがあります。
イエスさまの誕生日のクリスマス、復活のイースター、そして教会の誕生日のペンテコステです。
この三つはすべて新しい誕生のお祝いなのです。

ペンテコステとは、イースターから50日目(もしくはイースターから7週目の主の日)ということです。
旧約聖書「出エジプト記」の中に、モーセの話がありますが、エジプトから出て50日目に、モーセは神から十戒を与えられました。
かつてペンテコステには収穫感謝のお祝いをしていました。


わたしたちが毎週唱える信仰告白の最後に、使徒信条があります。
これはいつだれが作ったものなのか、いまだにわかっていません。
内容は「父なる神」「イエスキリスト」「聖霊」の三つに分かれていますが、
今日お話する「聖霊」は、最後の部分、
「我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、永遠の命を信ず」
というところに記されています。

五旬祭のお祭りを祝うために、あちらこちらから人がやってきました。
その場で、弟子たちが自分たちの言葉で話し出した、というのです。
当時、同じユダヤ教徒であっても、言葉が通じないことがありました。
しかしこの出来事によって、すべての人が自分の国の言葉で福音を聞くことができるようになりました。
言葉が通じ合うということは、心が通じ合うということです。
そしてこれは聖霊の力によらなければ実現することはできません。
聖書の後のほうで、聖霊の力で3000人もの人が洗礼を受けるようになったのです。
これが教会の誕生でもあります。

聖霊に満たされた人は、どんな状況にあってもそれを耐え忍ぶことができます。
そして、自分は主によって生かされている、主に愛されているということを知っています。
そんな人は喜びの人生を歩むことができるのです。

わたしたちも聖霊に満たされた生活、人間同士が豊かに交わる生活をしていきたいと思います。

                                        (説教 菊池丈博牧師)





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