10月31日 勝利の証人 ルカ21:5〜19

 大地震があり、方々に疫病やききんが起こり、恐ろしいことや天からのすさまじい前兆が現われます。
 しかし、これらのすべてのことの前に、人々はあなたがたを捕えて迫害し、会堂や牢に引き渡し、わたしの名のために、あなたがたを王たちや総督たちの前に引き出すでしょう。
  それはあなたがたのあかしをする機会となります。

勝利の方程式

 今年のプロ野球日本シリーズは、おおかたの予想に反して、福岡ダイエーフォークスが4勝いっぱいで快勝し、日本一に輝いた。セリーグの覇者中日は十二球団一の投手力を誇り安定した強さを発揮していたるしかし、このシリーズ一番というところで、その実力を発揮できなかった。選手たちが堅くなってミスを連発してしまったのだ。一方、ダイエーの選手たちは、工藤、秋山といった日本シリーズ百戦錬磨のベテランに引っ張られ、若手達ものびのびと自分たちのふだんどおりの野球ができた。先発ー中継ぎー抑えの勝利の方程式はシーズン中とかわらなかった。「シーズンの流れをそのまま保持できたこと、これが勝因だと思います」と語る王監督の顔は輝いていた。
 宗教改革者マルチン・ルターは、「明日世の終わりがきたら今日何をしますか」と聞かれたとき、「今日もリンゴの木を植えます」と答えたという。普段どおりである。

終末予言

 1999年の7の月に恐怖の大魔王が降りてくるというノストラダムス予言は見事にはずれた。偽の予言というものは成就の年月日など具体的に予言するものだからセンセーショナルなものになる。だがイエスは、「その日、その時がいつであるかは、だれもしりません。天の御使いたちも子もしりません。ただ父だけが知っておられます」(マタイ24:36)と言われ、特定年月日は予言によって知られるものではないことを明言しておられる。いつ終わりがきてもよいように今を生きよ。これがイエスの弟子の心得である。
 世の終わりはいつかはわからぬが、その前兆によって時を知ることはできる。偽キリストの惑わし、戦争や暴動のうわさ、民族国家紛争、大地震、疫病、飢饉、天体の恐怖等は前兆である。これららのうちの多くは今日、顕著にみられる。

チャンス到来

 こられの前兆の前に、クリスチャンの迫害があるとイエスは預言された。弟子達はユダヤ会堂で迫害され、議会に立たされ、投獄され、王や総督の前に立たされる。死の危険が常につきまとう。だが、ピンチこそチャンスである。迫害はイエスの名を告白し、福音を語る絶好のチャンスである。聖霊が福音を弁明する言葉やだれも反証できない知恵を与えてくださる。神の保護も完全である。「髪の毛一筋も失われることはない。」「忍耐によって、自分のいのちを勝ち取りなさい」とイエスは勝利を約束される。この約束は今も変わらない。