5月4日「鷲のように翼をかって」(イザヤ40:27〜31)
(イザヤ40:27〜31)

風薫る五月

 風薫る五月。ゴールデンウィークの最中。浜松では凧揚げ祭りの中日だ。浜松は風が強いから凧揚げには最適である。さわやかな風に乗って大凧が大空に舞う姿はなかなか勇壮である。凧だけではない。この強い風に乗って前浜ではパラグライダーを楽しむ人もあり、浜名湖では凧を使ったサーフィング(カイトボーディング)を楽しむ人もある。“もし鳥になれたら、空を飛べるのだが”と言っていた人間は、今や鳥のように空を駆け巡っている。だが、やはり神が造られた鳥の翼にはかなわない。大空を悠然と舞う大鷲の姿には空の王者の風格がある。

倦み疲れた現代人

 今の小学生に“いま一番したいことは何?”と聞くと、その一番は“ねたい”だそうだ。勉強、塾、部活、習い事などなど、疲れている小学生の姿がうかがえる。きょうの聖書テキストには「疲れた」という言葉が四回も出てくる。「若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまずき倒れる。」学校や職場また家庭での人間関係に疲れ、あるいは病気に疲れて、生気が失せている若者たち。勉強に疲れている学生たち。仕事に疲れている壮年たち。子育てに疲れている母親たち。人生に疲れ、生きることに疲れている人たちが多い。
 預言者イザヤはこのような、倦み疲れている現代人に、二千七百年の歳月を越えて語りかける。

主を待ち望む者

 疲れた者には、まず休みが必要である。「すべて、疲れた人、童荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」(マタイ11:28)とイエスは言われた。あなたの一切の罪を背負い十字架にかかって死なれたイエスは、三日目によみがえって今も生きておられる。このお方は“疲れたあるがままのあなた”を愛し受け入れ休ませてくださる。羽根が落ち丸裸になって岩場にじっとしている大鷲は、数週間のうちに羽根が生え変わり、やがて大空に向けて舞い上がる。下を見ていてはならない。横を見ていてはならない。
 大空を見上げよ。主を待ち望め。神から吹いてくる大風に向かって信仰の翼を張り広げよ。聖霊の風、上昇気流に身をゆだね、悠々と大空を舞いかけよ。そこに自由があり、解放がある。
 ダチョウのように羽があっても飛ばない鳥がある。ただひたすら走り、倦み疲れる。鷲のように、信仰の翼を用いよ。生命と活力に満ちた偉大な神があなたにカを与えてくださる。天来の上昇気流、聖霊の風に乗れば、倦み疲れることはない。

《黙想と適用》
 あなたは疲れていませんか。その疲れをどのようにいやし、カを得ますか。