1月20日「永遠の国」(ダニエル2:36〜45)
(ダニエル2:27〜44抜粋)

初夢

 新年になって初夢を見た人もいるだろう。筆者も初夢を見た。広大な原っぱを車の助手席に乗って猛スピードで走っている夢だ。時々人や物が現われ矢のように通り過ぎていく。“もっとスピードを落として!!危ない!!”と叫んでいるところで目が覚めた。この一年もっと冷静にゆっくり行けとの警告か。夢は潜在意織のあらわれと言われるが、それを超越している面もあるようだ。聖書には夢を通して神が語られたことが記されている。ヨセフは夢見る者(創世記37:19)と呼ぱれ、イエスの父ヨセフも夢で神からのお告げを受けた(マタイ1:20)。

恐怖の巨像の夢

 バビロンの王ネブカデネザルが紀元前604年に見た夢は、そのために心が騒ぎ眠れなくなるほど異様な恐ろしい光景だった。王は呪文師たちに夢の内容と意味を告げるように命じるが、それはだれにもできないことであった。ひとりユダから虜囚として連れて来られたダニエルという少年だけが神の知恵によってその夢を告げ、また解き明かすことができた。
 それは頭が純金、胸と両腕は銀、腹とももは青銅、すねは鉄、足は一部は鉄、一部は粘土でできた恐ろしい巨像の夢であった。しかし、人手によらない「一・つの石」がその足を打つと巨像は崩壊しあとかたもなくなったが、その石は「大きな山となって全土に満ちた」という。
 この夢は壮大な世界歴史を意味していた。バビロン、メド・ペルシャ、ギリシャ、ローマ、そしてローマの末蕎に至る諸帝国の盛衰である。しかし、「人手によらない」即ち神による「一つの石」であるキリストとその「永遠の国」は世界中に広がり永遠に立ち続けるのである。滅びゆくこの世の国でなく、永遠の国に属する者は幸いである。

《黙想と適用》
 滅び行く世にあって、どのような生き方をすべきですか(Iヨハネ2:15〜17)。