10月14日「城壁再建−武器を片手に−」(ネヘミヤ期4:7〜23)
(ネヘミヤ4:11〜21抜粋)

座右の銘

 筆者のデスクに一つの座右の銘ともいうべき格言が置かれている。“すべてが働きにかかっているかのように働きなさい。そして、すべてが祈りにかかっているかのように祈りなさい。”
 旧約聖書の中にこの格言を代表するような一人物が出てくる。ユダヤの総督ネヘミヤである。ネヘミヤはペルシャ王アルタシャスタの献酌官であったが、親類のひとりハナニからエルサレムの惨状と民の苦境を闘き、熱心に「断食して天の神の前に祈って」ペルシャ王にエルサレムの城壁再建を願った。「神の恵みの御手」が彼の上にあったので、王はそれをかなえてくれた。彼はさっそくエルサレムに帰り城壁の再建に着手した。

再建への障害

 一度壊れたものをもとに戻すという仕事は、どんな場合でも困難を極める。第一に、反対勢カが起こってきた。ホロン人サヌバラテ、アモン人トビヤ、アラブ人ゲシェムなどが当初から再建事業に反対し、中傷誹諺を続けた。それにもかかわらず、ネヘミヤは神に祈りつつ工事を進め、城壁は半分の高さまで継ぎ合わされた。それは「民に働く気があったからである。」(4:6)ところが敵たちは、このことを聞いて非常に怒り、エルサレムに入って混乱を引き起こそうと陰謀を企て、工事関係者を殺して工事をやめさせようとしたのである。
 困難を極めた第二の理由は、それによってユダの人々の力がなえてしまったことである。課題山積、「ちりあ<たは山をなしている。私たちは城壁を築くことはできない」(4:10)と働き人が言い始め、周辺地域のユダヤ人たちも働き人に「私たちのところに戻って来てほしい」と言うようになったのである。

臨戦態勢

 それにもかかわらず、ネヘミヤはくじけなかった。片手に槍、片手にもっこを持ち、総臨戦態勢で工事を続行。神が戦い、神が勝利を取られたのである。城壁は五十二日かかって遂に完成した。「工事は神によってなされた」(6:16)ことを敵は知り、大いに面目を失ったのである。
 教会の再建のわざも同様である。祈りつつ、敵(サタン)への臨戦態勢をとり、魂のリバイバルと救霊のために全力で働く。

《黙想と適用》
教会を建て上げるあなたの役割はどのようなものですか。(工ペソ4:16参照)