
2007年3月18日発行・白山会報より 日本基督教団 小石川白山教会 古屋博規牧師 「加わる価値のある教会」
教会には、神の御言葉を分かち合うことの大切さを思う信徒の、そして貧しい人による助けを加えられた教会と神様が忘れられた教会があります。
〜 ケズイック・コンベンション・バイブルリーディング、スティーブ・ブラディー博士のメッセージより 〜
単にハッピーな教会、ではなく、主を知る健全な教会が必要なのです。
愛するに値する主、語るに値する福音です。教会は失われたものが見つかるところです。より大きいサイズを求めるのでなく、また単に楽しい教会でも、ハッピーな教会でもなく、主を知る健全な教会が必要なのです。 イエス・キリストは、この世の光である。キリストの光はキリストに映し出されて光り、希望はキリストに映し出されて希望となる。しかしながら、もし教会が神と共に歩まなければ、教会は地獄のようになってしまいます。
この「使徒の働き」にある教会は、モデルとなるべき教会です。 それは丁度CTスキャンを教会にあてる様なものです。健康なのか、健全なのかをチェックするものです。
使徒の働きに出てくるアンティオキアは、当時の世界で三番目に大きい都市で、東西の交流や人種の出会う国際的都市、バルティア人、中国人もいた美しい街で、7キロの通りは全部大理石が敷き詰められていました。古代に最初に街灯が造られた豊かな都市です。軍隊も配備され、性風俗に侵されていました。その様な環境にあってもアンティオキア教会は模範的な教会でした。先ず第一に第11章26節にある通り、弟子たちが初めてクリスチャンと呼ばれるようになりました。 クリスチャンは、小さなキリストと呼ばれていました。何故そう呼ばれたか?アンティオキアの教会ではキリストが中心、キリストが大スターでした。
教会においても、一人ひとりにおいても、キリストこそが全てです。パウロは第二コリント第4章5節でキリストはあなた方に仕えるものである。もし、私たちがキリストから離れるとおかしなものになると言いました。
イギリスのメディアは世俗的で、イエス・キリストをはっきりいえない。イエス以外の人が中心になるなら、人々は教会を離れてしまう。エキセントリックな教会になる、本当におかしな教会になる。
嘆かわしいことに、イギリスの教会は神を語ることがはっきり出来ない状況にあります。テレビの生番組で、グロリアゲイナーという黒人歌手が「I will survive(私は生き残る)」を歌っていました。インタービュアーは、「あなたは宗教的な人ですね」と聞くと、彼女は「イエス・キリストに出会って全く変わった」と答えました。
インタービュアーが、「スティービー・ワンダーが来ている教会だそうですね。あなたとスティービー・ワンダーが讃美するなんて何と素敵でしょう。」と言うと「私の教会では誰もキリスト以外をスターにしません。」と言ったそうです。
教会で、リーダーをイエス以上の存在と見ているところは無いでしょうか?その教会は滅びます。健全な教会はキリストだけという教会です。どの様にキリストを中心に置き続けるか。第11章29節、第13章3節。 彼らはアンティオキアで、主イエス・キリストのことを宣べ伝えています。彼らは断食と祈りをもしています。 加わる価値のある教会は、御言葉と祈りを真剣に受け止める教会です。神の言葉に渇きをもった教会、祈っている教会です。 祈りのない教会は燃料のない車のようなものです。神様が語った言葉は人生を変える言葉でした。御言葉のレンズを通してアンティオキアの人々は、養われたのです。![]()