
ルカ2:22〜38 「今 あなたの救いを見た」
古屋博規牧師
今年最後の主日礼拝になりました。
クリスマス燭火礼拝に続くこの日は、家族の祝いにつながるお話が登場します。
御子イエス・キリストを待ち望んだ羊飼いや東からの博士は、御子を捜し出し、見出して神をあがめ、自分にとって一番大切な宝を捧げます。 21−24節 幼子イエスを胸に抱いたヨセフとマリアも律法に従い、神殿礼拝を捧げようとします。このきよめの儀式は命の源は主によることを、弱い者たち(出産後の女性、新生児)を通じてなそうとします。 「強いものが集まったよりも弱いものが集まったほうが幸せに近いような気がする」と星野富広さんは詩画集で語りかけています。
幼子を抱き真っ先に立つのは、弱いものとして生きていることを告白することでした。 25−33節 老預言者シメオンは、マリヤに向かいます。彼は、死ぬ前にキリストを見ることのできる目を持った人でした、ルカは、シメオンの正しさ、そして、生粋なユダヤ人の中でも敬虔な人物として、メシアを見極める霊性を磨いていたことを伝えています。彼は、時代を超えて光をみつめます。そして、今や彼の心を尽くしてイエスを歓迎します。そして見張り役の任務を解かれ、平和を最初に体験した人になりました。 34−35節 シメオンは幼子からマリヤに関心を寄せます。それは彼女が喜びだけを受け入れたのではなく、悲しみをも受け入れているからです。神の民が投げつける誹謗に心をえぐられます。その苦しみを通じて、喜びがあることをシメオンはマリヤに語り告げます。 36−38節 12年を7倍する84歳で登場した女預言者アンナは高齢にもかかわらず民全体を回復させていただいていることを願いながら昼も夜も主に仕えています。献身的な老預言者は、新約聖書で一度しか使われていない「感謝 アンソーモロゲイト」で締めくくろうとしています。 慰めを待ち焦がれ、メシアを見分け、滅びと復活の運命の岐路に立って復活の主と出会い、自らの罪を顧み、イエスこそが救い主と堅く信じるとき、「迷いの人生」から「感謝する人生」へと、今扉は開かれるのです。
盲目から覚まされた霊的な目を持って新しい年を迎えましょう。![]()