『鬼』平成12年11月第6号

 

「傚古」

 

人間は傀儡の如し毛虫焼く

 

灯蛾来て闇より敲く詩の如く

 

私に注文多し夏料理

 

風鈴は愛撫の知らせ潮満つ

 

たとふればレノンの眼鏡夏の月

 

十六夜や天外に落つ縹色

 

韓なれば高きに登り額づかむ

 

 

 

 

 

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