| 樹氷の氷ノ山2008 | ||
| ※これは、コースガイドではありません。勝手な個人の主観です。行く人の体力、技術、その他天候や雪の条件などによってタイムなどは左右されます。また、地図やGPSレシーバーの軌跡は掲載しませんので、自分で地図を見て判断できる人、あるいはそういう案内人がいる人のみ訪れて下さい。何が起こっても、私にはいっさい責任がありません。 ※氷ノ山はスキーリフトを利用して比較的に簡単に登れますが、標高の割に遭難者が多く、中でも道迷い遭難がたびたび起こっています。 |
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| ************************************************************************ 【山 名】氷ノ山(1510m)鳥取県若桜町・兵庫県波賀町・大屋町 【日 時】2008年3月2日 【行 程】[ ]内はGPSレシーバーによる標高データ(単位:m) 若桜町舂米(ツクヨネ)若桜氷ノ山YH[780]10:37 -(スキーリフト)- 11:09若桜氷ノ山スキー場スノーピアゲレンデ最上部[1175]11:15 - 12:30頂上台地入り口[1360] - 13:15三ノ丸[1460]13:27 - 14:44若桜氷ノ山スキー場[840] - 14:52YH 【距 離】約9.0km 【天 候】晴のち霞み(^O^) 【地 図】昭文社 山と高原地図59 氷ノ山 鉢伏・神鍋 (5万分の1) 国土地理院 5万分の1「若桜」 【用 具】テレマークスキー(K2「8611CLASSIC」167cm,119-72-103mm), SCARPA「T3」,ケーブル式ビンディング(G3タルガ) 【メンバー】、はいかい ************************************************************************ |
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| 麓も雪はたっぷり | ゲレンデトップから扇ノ山 | やせ尾根を行く |
| 7時半、家を出る。晴天の放射冷却で路肩の雪から溶け出した水が路面で凍結。若杉高原おおやスキー場のゲレンデは閑散としていたが、ばんしゅう戸倉スキー場はゲレンデに近い駐車場はすでに満車のようで、離れた駐車場入り口にクルマの列。 10時頃に若桜氷ノ山YH到着。まずご挨拶してから、準備を整える。山頂もくっきり見え、暑いくらいの春の陽気だ。 不安要素は肩の痛み。五十肩とか四十肩といわれるものだろうか。この数日で快方に向かっていたのだが、昨日、物を持ったときにグキッといわせてしまった。今朝起きると大変に痛む。着替えるのにも、クルマのハンドルやウィンカーレバーの操作も、ありとあらゆる作業に痛みが伴い、動作は緩慢になる。 11時前にようやくスキーパトロールに入山届けを出してリフトに乗り込む。結構な人出だ。右腕が不自由なので、右のポケットには滅多に出し入れしない物しか入れられない。ゲレンデは新雪が積もって気持ちよさそう。この陽気なら、賞味期限は朝のうちだけだろうが。 |
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| 中央上部が大山 | 樹氷は小さめ | 樹氷越しに山頂 |
| リフト2本を乗り継いで、ゲレンデトップへ。板をザックに付け、リフト係員に挨拶して登り出す。登山届提出のとき「今日は最高だ。もう50人くらい登っているんじゃないか」といわれたとおり、しっかりと踏まれたトレースがある。ありがたや、ありがたや。 しかし、急登を登るとラッセルとなる。先行者は皆、スノーシューかシール登行に切り替えている。こんなに早い段階でシール登行開始したことはないが、ラッセルは大変なので先行者にならってシールを準備。 粉雪はシールが効きにくい。斜面に幅があれば巻いていけばいいが、やせ尾根の急登では難儀。何せ右腕が不自由でストックで突っ張れないのだ。何度も転ぶ。ああ辛い。 背後には青ヶ丸と仏ノ尾を従えた扇ノ山、右手つまり東には大山が見える。三ノ丸から氷ノ山山頂の稜線も日を浴びて白く輝いている。 いつもより大幅に時間を食って頂上台地へ到着。なだらかなブナ林に樹氷がちらほら。ここからは散歩気分。もちろん晴れているからこそであるが(ホワイトアウト時には方向を失う恐ろしい雪原だ)。樹氷の写真を撮っていると、三ノ丸方面から単独スノーボーダーが下りてきた。気持ちよさそうだ。 三ノ丸は結構な人出。20人くらいいるみたいだ。15人ほどはスノーシュー。後は山スキーヤー。10人以上のスノーシューのパーティ、スキーヤーがすれ違って下りていくと、残されたのは数名。一気に静かな雰囲気。展望台などは真っ白に樹氷が着いている。 いつしか大山が霞んでいる。夜には雨が降るとのことなので、西から天気が下り坂ということだろうか。とその時は思っていたのだが、正体は黄砂だった。とにかく南北に延びる稜線を境に、東と西ではまったく別世界といっていいほど視程が違う。よく見れば稜線にも黄砂が舞っている。 |
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| 扇ノ山の手前に広留野 | 三ノ丸 | 団体さんと入れ替わり |
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さて、私はシールを剥がして山頂方面へ滑り降りる。表面はカリカリのアイスバーンと吹き溜まりがまだらになって苦戦。そして、ワサビ谷を下るのだ。今まではワサビ谷左俣(三ノ丸より)しか下ったことがないが、今日は右俣からのエントリー。さすがにすでにたくさんの先行者の痕跡。ボーダーとスキーヤーのシュプールが絡み合っている。右俣の方が若干斜度が緩い。 上部の雪質はよかったが、中盤から下は、重くて緩んだ雪。気温が上がりすぎているようだ。右手が利かずにさらに苦戦。一人テレマーカーが抜かしていった。彼も「きびしいねぇ」といっていた。 植林地帯を抜け、スキー場に戻る。右のストックがつけないだけでなく、腕を上げてバランスをとれないこともずいぶんなハンディキャップとなっているようだ。 パトロールに下山を報告してYHへ。 右腕は、一晩寝たら嘘のように痛みが引いた。なんなんだこれは。 |
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| ワサビ谷へ | すでにシュプールだらけ | テレマーカーに追い越された |
| →電脳徘徊へ | ||