| 快晴の乗鞍スカイライン猫岳途中まで | ||
![]() |
||
| 年度内の仕事もようやく一段落付いて、温存していた年休を消費する時期になった。もう中国山地には雪がない。目指すは中部山岳だ。 30日にやってくる相方のS氏に先駆けて、ひと遊びする。 27日22:30、丹後を出発。若狭湾沿いのR27、敦賀から武生までのR8は大型トラックが多い。雨が降ったり止んだり。 3:20美濃白鳥。4:30高山。4:40丹生川。コンビニで買い出しの後、高山市役所丹生川庁舎にクルマを止めて少し仮眠。明け方が近づくに連れ雨足が強まる。 7時前に目覚める。小雨が降っているが、とりあえず登山口まで行ってみる。不覚にも、その道中で便意を催してしまった。トイレを求めて平湯温泉まで足を伸ばす。 平湯トンネルを戻り久手牧場脇にクルマを止める。小雪が降っているが、しばらくしたら空が明るくなってきたのでとりあえず行けるところまで行くことにして、準備開始。 ************************************************************************ 【山 名】猫岳(2573m)岐阜県高山市(ただし山頂には到達せず) 【山 域】北アルプス 【日 時】2007年3月28日 【行 程】[ ]内はGPSレシーバーによる標高データ(単位:m) 久手牧場(R158平湯トンネル西側)[1394]8:01 - 11:41夫婦松[1959]11:54 - 14:41乗鞍スカイライン標高2280m地点[2287]14:49 - 15:40夫婦松15:49 - 16:32久手牧場 【距 離】約12.6km 【天 候】曇のち快晴\(^O^)/ 【地 図】国土地理院 5万分の1「若桜」 【用 具】山スキー,フリッチ・ディアミール,ガルモントの兼用靴 【メンバー】はいかい(単独) ************************************************************************ |
||
| 曇天のスタート | ||
![]() |
![]() |
![]() |
| 朝は天気が悪かったが | 徐々に晴れてきて | 夫婦松から快晴 |
| まずは、牧場の中の作業道を歩く。その後、シュプールに誘われて、林間の急斜面にとりつく。所々雪が切れ、さらにざくざくで足場の悪い標高差200mの壁に手こずる。国道を走るトラックの轟音はいっこうに小さくならない。実はもうしばらく作業道を歩いた方がよかった。 歩き始めてすぐ、S氏から「どうだ登っているか」とメールが届いた。天気が悪いことを告げる。 壁を登り切ったら、尾根筋に出た。空もさらに明るくなり、左手に大きな山々が見えてきた。見渡せる尾根を登りきったところが夫婦松のようだ。 夫婦松手前の林間の急登では作業道を使いながら行く。天気は急速に回復してきて、左手後方の山がはっきり見えた。槍・穂高連峰だった。 | ||
| 快晴の大展望を独り占め | ||
![]() |
![]() |
![]() |
| 槍穂も笠も独り占め | 槍ヶ岳 | 笠ヶ岳 |
|
斜度がゆるんで、木々の間をしばらく行くと、小高い丘のようなものが立ちはだかる。乗鞍スカイラインだ。ここに乗り上げたら夫婦松の駐車場。文句なしの快晴だ。 今日の山は貸し切り。槍も穂高も笠もすべて独り占めだ。 ずいぶん時間がかかって山頂には到達できそうにないことを、S氏にメールで告げる。すると、次の区間の様子を教えるメールが返る。乗鞍スカイラインにつかず離れず行くコースは携帯電話の通信圏内で、2月4日にここを訪れたS氏からのアドバイスがリアルタイムに入る。朝方の雪で白さが際だつ。自分の足跡を見ると新雪の下は、黄砂に汚れていた。 S氏のアドバイス通り、その後は濃い林を行く。日差しを受けて粘りけをおびた新雪の厚底靴状態に悩まされながら進む。乗鞍スカイラインのヘアピンカーブに出会うことで現在位置の確認ができる。 標高2100mくらいから、辺りの木々に樹氷が見られた。 | ||
![]() |
![]() |
![]() |
| 標高2100mを越えると辺りの木々は樹氷に覆われていた | ||
| 藪と悪雪に苦しむ | ||
![]() |
![]() |
![]() |
| つかず離れずスカイライン | 槍穂高連峰 | 粉雪は出だしだけ |
|
稜線とスカイラインが交差する標高2280m地点、ここまで。シールとクトーを外し滑降準備。新雪はまだサラサラで、快適にターン。少し下った林の開けたところで山々の写真を撮る。 その後は雪質が悪くなり、さらに木々の密度が濃くて手こずる。一度は乗鞍スカイラインに逃げ込むが、勾配が緩くて再び林間にカムバック。 夫婦松まで何とか戻り、写真と小休止。 その下、出だしの林間は苦戦したが、疎林になると雪質は悪いが、それでもやっと滑れるようになる。 登りで苦労した林間の壁をさけてしばらく作業道を北東に向かって滑ると、木々のないオープンバーンに出た。これはいい。雪質は悪いけど、障害物がないから思い切り行ける。 最後の斜面を下ったら、あとは作業道沿いに国道に出た。 | ||
![]() |
![]() |
![]() |
| 疎林になってやっと快適な滑り | 最後の牧場斜面 | |
| アフタースキーはラーメンと地デジとVOD | ||
![]() |
![]() |
![]() |
| 高山ラーメン「寿好」 | やや不安定な地デジ | ビデオオンデマンド |
| 夜は、高山にとっておいた宿に泊まる。 食事は、もちろん高山ラーメン。喜多方、博多と並ぶ特徴的なラーメンだ。高山は3年ぶりだが、店は増えているようだ。 高山泊のもう一つの目当ては、宿の地上波ディジタルとVOD(ビデオ・オン・デマンド)だ。私の住む片田舎の京丹後市でも、ようやく今年の秋頃地上波ディジタル放送が開始されることになり、機器の導入などに先駆けて体験しておきたかった。 地上波ディジタルは、画面が荒れたり、チャンネル設定がリセットされたりと不安定。この宿でも3月になってから導入されたばかりとこのことで、宿の人も余りよくわかっていないようだった。 高速インターネットからのダウンロードで映画などが見られるVODは選べる映像があまり多くなかった。セクシー系やアダルトが最も充実していて、いわゆる「有料チャンネル」の代わりのようだった。 とりあえず、オプションのVODの料金も宿泊料に含まれているので、韓国映画「僕の、世界の中心は、君だ」を流す。が、セリフはハングル(日本語は字幕)で、ブログの更新作業をしたり、明日の予定を考えたりしていたので、ほとんどストーリーはわからなかった。「世界の中心で愛を叫ぶ」は見ているので、それなりに追っていったつもりだが。 「僕の…」は、ラストで「世界の中心」(エアーズロック)に行っていないようだった(?)が、タイトルの違いはここから来ているのだろうか。 | ||
| 野伏をあきらめ帰路に就く | ||
![]() |
![]() |
![]() |
| 雨が強く山も見えなくなった | 福井県立図書館へ | お土産は高山ラーメン |
| 短い周期で天気が移り変わり、夜遅くから翌朝にかけて雨。そのあと回復。とのことでわずかな期待をかけて6時前に宿を出る。起きたときは曇天だったが、いやな感じで雨が降ってきた。 昨日の夜野路店の判断で、天気が不安定なため30日の山行きは中止。S氏と行動をともにすることはできないことになった。 白鳥から石徹白へ。高山から南下するにしたがって雨は小降りになり、雲は薄くなってきてきたいが高まる。山間部に入って雨がやや強まるが、目当ての野伏ヶ岳はぼんやり見えている。今後の天気回復に期待だ。 ウィングヒルなどのスキー場は営業しているが、地肌の見え方がすさまじい。 白山中居神社を抜け、林道の入り口へ。福井ナンバーのクルマが止まっている。 ところが、雨足は強まる一方だ。これではとても出発する気にならないので、しばし停滞。本を読むこと1時間、雨は止まず。 あきらめて帰路に就くことにする。白鳥の市街地ではほぼ雨は止み薄日も射してきたが、山の方の空は暗い。油坂峠から九頭竜湖の越前大野の辺りもしっかり雨で、判断は間違っていなかったことに安心する。 いつもは、幹線のR8を走る距離を少しでも減らすため、今立から武生へと抜けるのだが、今日はそのまま福井へ。 福井県立図書館へ寄るのだ。 市町村立の図書館ではない資料が都道府県立の図書館で見つかることがある。その場合、各都道府県内の図書館ネットワークを通じて取り寄せてもらうことができるのだが、目当ての資料が館外持ち出し禁止のものだとその図書館まで出向かないと行けないのだ。 ちなみに今日の目当ては、毎日新聞の縮刷版。京都府内では府立図書館にあるのだが、京都府の北のはずれの京丹後市からだと距離150km、クルマで3時間以上なので、何かのついででないとなかなか難しい。そこで、旅の前にインターネットの福井県立図書館のWebページで蔵書検索をかけて資料があることを確認しておいたのだ。 市街地のはずれの田園の中にある立派な図書館は、さすがに広くてたくさんの資料があった。係の人に頼んで書庫から資料を出してもらう。福井県民でない私は、登録カードがないので用紙に住所と名前を書くのだが「遠くからお越しくださったんですね」といわれた。「通りがかりです」と答える。 地元紙福井新聞の縮刷版は書庫でなく棚に並べてあったので、こちらも開くとお目当ての記事を発見。まあ、思わぬ収穫だ。 当初の予定では、図書館の開館時間に福井を通ることは難しいだろうと思われたが、悪天候のために副産物を得ることができたのは、不幸中の幸いだ。 あとはのんびり帰る。午後になってようやく天気が回復してきた。昼間はクルマが多くて、夜間の運転の倍疲れる。 舞鶴では桜のつぼみがほころびていた。まだ3月だというのに。 | ||
| →電脳徘徊へ | ||