雪の季節を扇ノ山で締めくくる
※ここに載せているスキー登山の記録は、コースガイドではありません。勝手な個人の主観です。行く人の体力、技術、その他天候や雪の条件などによってタイムなどは左右されます。また、地図やGPSレシーバーの軌跡は掲載しませんので、自分で地図を見て判断できる人、あるいはそういう案内人がいる人のみ訪れて下さい。何が起こっても、私にはいっさい責任がありません。

 ゴールデンウィークが終われば、雪を求めて遠出をする気も薄れ、徐々に雪のシーズンの終わりを待つばかり。でも今年は、雪が多いので、日帰り圏でまだ雪遊びができるんじゃないか。
 そんなわけで、中国山地でもっとも雪の多い山、扇ノ山へ足を運んでみた。
◎5月7日 広留野から林道迷走
広留野高原から 林道を迷い 扇ノ山にはたどり着けず
 4月30日に出会ったテレマーカーに教わった広留野高原からのアプローチを試みる。このコースのいい点は、山頂や大ヅッコの東斜面をずっと滑って、登り返さずそのまま下山できるのだ。登山道は畑ヶ平コース。その登山道までのアプローチは、霧滝方面は長い林道歩きがあるのだが、広留野の開拓農地は春になると除雪がされる。
 新潟遠征から帰って、1日のインターバルで体力の回復を待ち、連休の最終日にいざ出発。ちょっと天気が気になるところだ。
 林道に入ってすぐの斜面で遊ぶスノーボーダーたちには「山頂まで」といって颯爽と歩いて行ったにも関わらず、東因幡林道や扇ノ山林道などが絡んだ分岐を間違え、八東方面へ。山頂はまったく近づいてこない。やっと自分のミスに気付いたときには、時間切れで来た道を引き返す。しかも、心配していた雨が降り出してびしょぬれ。
 まだ雪はある。後日出直しだ。 
◎5月13日 広留野から畑ヶ平登山道
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【山 名】扇ノ山(オウギノセン[1309m])兵庫県・鳥取県若桜町など
【山域大分類】関西/中国
【山域小分類】氷ノ山
【コード】34.30
【日 時】2006年5月13日
【コース】[  ]はGPSレシーバからの標高デー タ
 鳥取県若桜町広留高原[887]13:40 - 10:20東因幡林道分岐[905]14:15 -
 14:23畑ヶ平林道分岐[912] - 14:58畑ヶ平登山口[1020]15:02 -
 16:43扇ノ山山頂手前[1236] - 17:35畑ヶ平登山口 - 18:44広留高原
【用 具】[テレマークスキー]1,000円で買った子供用ゲレンデアルペン板(160cm),
     SCARPA「T3」,ケーブル式ビンディング(Rottefella412)
【距 離】約13.6km
【天 候】雨(TT)
【地 図】昭文社 山と高原地図59「氷ノ山 鉢伏・神鍋」
【メンバー】はいかい
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空洞の落とし穴 大木が倒れていた まだ雪はある
 日曜は仕事なので、雨の土曜に決行。
 山頂東面はまだまだ十分な積雪。来週も行けるか。ただし、途中の林道は、惨憺たる状況。ガミラス星を思わせる、地下空洞ができていた。
 ちなみに、昨年の最終滑降は、5月14日。今年は、当然記録更新だ。
 そして、この日は新たなコース開拓も。来シーズンはこちらから行ってみよう。メリットは、おいしい東面を、登り返しを気にせず、思い切り下れること。
 最後はずぶぬれ。クルマに乗り込む前に、衣類を全部交換。
◎5月22日 上山高原から小ヅッコ大ヅッコを越えて山頂へ
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【山 名】扇ノ山(オウギノセン[1309m])兵庫県新温泉町・鳥取県
【日 時】2006年5月22日
【コース】[  ]はGPSレシーバからの標高デー タ
 兵庫県新温泉町上山高原菖蒲池より小ヅッコ登山口寄り[980]14:21 -
 14:52小ヅッコ登山口[1052] - 15:58大ヅッコ[1279] -
 16:42扇ノ山山頂[1311]16:49 - 17:24大ヅッコ
 18:21小ヅッコ登山口 - 18:43上山高原
【用 具】[テレマークスキー]BlackDiamond(198cm),
     SCARPA「T3」,ケーブル式ビンディング(Rottefella412)
【距 離】約12.9km
【天 候】晴(^^)
【地 図】昭文社 山と高原地図59「氷ノ山 鉢伏・神鍋」
【メンバー】はいかい
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林道の雪が解けるのは6月 緑が生い茂るブナ林 山頂手前展望テラス
 代休利用で、扇ノ山にシーズンラストトライ。
 昼にこっそり職場を抜け出し、約2時間で登山口の上山高原。高原までしか除雪はしないんだけど、3週間前よりも遙かに雪解けが進んでいるので、もう少し林道をクルマで進む。高原から登山口までの半分ほど、ショウブ池を過ぎてしばらくのところで、何とマイクロバスが停まっていた。どうやら団体登山らしい。
 そこで出発準備をしていると一人の男性が下山して歩いてきた。スノーボードを背負っているので、雪の状態をきく。かなり滑れる範囲は限定されそうだ。彼は、私のクルマに積んであるMTBを見て「MTBの方がいい」といって過ぎていった。(この人のWebページはこちら。)
 板をザックにつけて林道を歩く。前方から歩いてきた夫婦連れは、また知り合いだった。といっても、前にもここで一度出会って、あと彼らが経営する店に数度行っただけなんだけど、こんな平日に山で出会うことは印象深いのか、すっかり顔を覚えられてしまった。
 結局、登山口まで約30分。因みに、スノーボーダーさんのレポートによれば、鳥取側は河合谷登山口まで除雪済みだそうだ。兵庫側は上山高原から奥は除雪しないので、雪解けで完全に通れるようになるのは6月になる。
 登山道は、倒木が多くスキー板が引っかかって歩きにくい。登山道の大半が地面が露出し、たまに雪に覆われている。マイクロバスを待たせている団体とすれ違った。予想通り、中高年。女性が多く賑やかだ。
 ブナもすっかり緑の葉を茂らせている。
 大ヅッコのピーク手前の斜面で、ようやく一面の雪原にたどり着いた。この辺りは何とか滑れそうだ。大ヅッコを越え、山頂との鞍部へ下る。この下りは雪がないので板は背負ったまま。山頂側の斜面は何とか滑れそう。
 山頂で、しばし休憩。山頂付近はまったく雪がなく、スノーボーダーが言っていた通り東斜面はブッシュでだめ。やはり、来た道を戻りながら滑るしかない。
 相変わらず霞が深く、大山は見えず、氷ノ山もぼんやり。水を張ったふもとの田んぼが輝いている。
 畑ヶ平登山道への分岐付近の山頂の北斜面、大ヅッコの北斜面でひと滑り。ただし、雪も堅すぎ、雪面にはブナの芽の殻が散らばり、快適とは言えない。これでもう今シーズンをあきらめる決心が付くのだ。
 僅かな滑りを終えたら、後は板を束ねて肩に担ぐ。この方がブッシュをくぐって歩きやすい。
 昨年クリスマスの大江山鳩ヶ峰以来、5ヶ月にわたるスキーと山の季節が終わった。
山頂は雪解け 滑れるところはわずか 次はMTBで
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