癌体験と後遺症



癌体験と後遺症  
癌体験と後遺症 [99-06-30記]
1 はじめに(背景)
癌に掛かって、苦労して、一年経ちました。その間周りに情報も
無く困りました。同じような病気・症状で困っている人が
いたら、私の僅かな経験ですが参考にして元気を出して下さい。
私の癌は中咽頭扁平上皮癌(左舌根部)・リンパ節転移、原発巣
径3センチでした。発見時、97年11月60歳。男性。
治療は抗癌剤、放射線照射、リンパ節郭清手術の三種類です。
参考:下記の本の一部(P49--58)にもう少し詳しく書きました。
「がん医療・さまざまな選択」(患者・医療者からのメッセージ)
  がん患者グループゆずりは編著 潟Gピック99-7-15発行 











癌体験と後遺症2  
2 私の受けた癌医療
2.1 抗癌剤   頭頚部癌には効かないとの情報があ
ったが、シスプラチンの一括大量投与を受けた。1週間
位で転移リンパ節のぐりぐりはやや縮小した。その後の
継続投与は白血球が低下して中断した。
2.2 放射線照射    40グレイ照射して様子を見て不
足と判定され、20グレイ追加した。原発巣の細胞検査は
マイナスとなり終了した。
2.3 リンパ節郭清手術   再発・転移予防のため両
側必要との強い薦めだったが、左側のみとした。
2.4 不安と安心  治療の結果、諸々の副作用と後遺症を
経験した。98年3月末の退院後は不安な毎日だった。暫く
して癌患者の集い(ゆずりは)に出席した。そこで、同様の
癌体験者の方々から体験話を聞き、「自分の症状は普通なの
だ」と知って、安心を得た。
退院3ヶ月後、標準的維持療法として、経口抗癌剤服用を
勧められた。QOLの低下を避けるため断った。








癌体験と後遺症3  
3退院から一年後現在の自覚症状  
諸々の後遺症が苦しく、夫々対症療法的治療を受けた。
1) 咽喉の痛み 放射線の影響か
2) 歯の痛み  歯の根元に炎症あり
3) 唾液不足  食べ難さ。普通の食事は無理。
4) 味覚の変化 味覚消失が9割程度回復
5) 顔の腫れと浮腫み リンパ節のかくせいの後遺症
6) 首の運動不自由等 リンパ節かくせい手術の後遺症

4 今後の課題
・当面、前項の自覚症状に慣れてしまうことが課題。
・最大の課題は下咽頭浮腫の原因調査(癌細胞検査)だ。
「生体組織検査に1週間入院が必要。癌だったら手術。
声が出なくなる」と言われた。声が出なくなるのは困る
から検査を断り,先延ばしした。浮腫は98年末に最大
となり、その後やや縮小した。現在観察期間中です。
・人の痛み、苦しみ、悩み等が以前より分るようになった。
今後は、1日1日を大切に生きることだ。 以上










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