ネコに関する文献や資料を読んで、まやが興味を持った「大学ノート」です。学習のメモがわりですが、
すごしづつイラストや画像をを入れていきたいと思っています。
| ネコって色盲なの? |
ネコは明暗の像しか見えないっていうけど、実際はどうなんでしょう?
わたしたちヒトの色覚を比べてみると、ヒトには視細胞の錐体に3つの受容体があって、青(417nm)、赤(532nm)、緑(560nm)の光に吸収極大波長を持つ、
分光吸収特性の異なる視細胞があります。わたしたちの目に入ってくる光は反射したり透過した光。
3つの視細胞が光を吸収した結果、脳の視覚野で色を識別しています。よく光の3原色ってきくけど、人間の色知覚機能を再現するためのモノ。
わたしたちが楽しんでるテレビなども、光の3原色を応用した一例です。
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ところがネコの受容体は、青紫(450nm)、緑(555nm)のふたつの光に吸収極大波長を持つ視細胞しかありません。3原色ではなく、2原色ということ。
ネコは緑や青は識別できて、赤も見えることは見えるけど、ヒトが見ているように鮮やかな赤ではなくて、ぼんやりした灰色に見えるそう。
進化のみちすじから考えてみると、中生代は爬虫類の王者、恐竜が栄えた時代です。その時代に出現した哺乳類の祖先(夜行性の小型爬虫類)は、
明るい時間に活動すると、恐竜にねらわれやすいので、ほとんどが夜行性で、色覚を認知する緑を認識する遺伝子(緑オプシン)が欠落してしまったようです。
それで哺乳類の色覚は2原色になり、一度色覚をなくしてしまいました。そのかわりに、夜の暗闇でも活動できるように、少ない光でも識別できる能力を獲得しました。
中生代を生き抜いていくには、色覚よりも、光の明るさの方が大切だったと、考えられています。現代でもイヌ、ウサギをはじめとする
霊長類以外のほとんどの哺乳類の動物たちは、2色型色覚が多いそう。
ヒトの色覚は、ヒトの祖先の新世界猿の時代に、突然変異の蓄積で、X染色体上に色覚に必要なオプシンが復活して、3原色をとりもどしたそうです。
それで、極彩色な熱帯雨林で、霊長類が進化してきたんですね!
現在の夜行性哺乳類、ネコは人間の必要とする照度の1/6〜1/8のわずかな光で十分にモノを見ることができるんだって。
そして、ネコの視界はカメラに例えるとちょうど広角レンズを装着して、ファインダーをのぞいてるような広い範囲でモノを見ているそう。
でも視力は近眼だそうです。
ネコの色覚は、ヒトでいう第2色盲の方に近いともいわれています。最近はヒトでも近眼が多いし、ネコとヒトって、どっちが目がいいのかは、ビミョーかもしれませんね!
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| 背中に模様があって、おなかが白いネコが多いのは? |
ネコに限らずせなかに濃い色がついていて、おなかが白い動物は多いですよね。哺乳動物に限らず、鳥・爬虫類・両生類・魚など、
いろいろな生物にあてはまります。
この色の違いはカウンターシェーディング(逆濃淡)といって、
からだの上側の日のあたる部分が濃い色を、日のあたらない部分がうすい色をしていることをいいます。
ふつう、上から日が当たり下の部分は上の影になって黒くなります。もし上も下も同じ色だったら、影になる下側が濃く見えて、
立体的になります。影を計算して、その分薄くなれば、全身が同じ濃さになり、環境にあった模様で平面的になり、目立たなくなります。
目立たなくなることで、敵から身を守ったり、えさをとりやすくなりますよね。ネコの毛の色や模様も、環境に目だたないように
なってます。だから街ののらにゃんは、茶トラやキジトラが多いのかもしれないですね♪ |
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