東方妖々夢
ゆかりの地「弘川寺」探訪レポート


平成16年4月18日、同人シューティングゲーム「東方妖々夢」(上海アリス幻樂団)の
ゆかりの地である弘川寺に行ってきました。

弘川寺はゲーム内に直接登場するわけではありませんが
弘川寺で没した平安時代の歌人、西行法師の歌がいくつか引用されており
その世界観に少なからず影響を与えています。

また、最終ボスである「西行寺幽々子」の設定を読むと
ゲームの舞台である「幻想郷」には西行法師がモデルと思われる歌人がおり
ゲームラストに登場する巨大な桜「西行妖」の元で眠りについた、となっています。

となると、西行法師が眠りについたこの弘川寺こそが
「東方妖々夢」における「西行妖」の咲いていた場所、という仮説が成り立つ訳です。

そんな訳で「東方妖々夢」ゆかりの地と思われる
「弘川寺」の探訪レポート、そろそろ始めるとしましょう。
ごゆっくりお楽しみ下さい。



〜弘川寺への道〜

富田林駅
弘川寺への最寄駅は近鉄長野線の富田林駅です。

富田林駅へはあべの橋駅(JR・地下鉄天王寺駅で乗り換え)から
「河内長野行き準急」か「吉野行き急行」に乗って下さい。
(急行に乗った場合は途中の古市駅で「河内長野行き」に乗り換えます)
あべの橋〜富田林間の運賃は430円です。

ただし、南海電車利用の方は南海高野線の河内長野駅から
近鉄長野線の「あべの橋行き」に乗り換えて行くルートを利用した方が良いでしょう。


金剛バス
富田林駅からは金剛バスの河内行きに乗り「弘川」で下車します。
乗車時間は約30分、運賃は360円です。
かなり激しく揺れますので、車酔いしやすい方は要注意。


弘川寺への案内
バスを降りると弘川寺への案内が見えますので
それに従って坂道を五分ほど登ります。


弘川寺の前
坂道を登りきり、ついに弘川寺に到着!
入口に駐車場が広がっていて、お世辞にも風情のある光景とは言えませんが(汗)


弘川寺案内板
入口の案内板には「妖々夢」プレイヤーにはおなじみの
「願はくは花のもとにて春死なむそのきさらぎの望月のころ」の
歌に
ついても書かれています。



〜弘川寺境内〜

弘川寺本堂1
中に入ってまっすぐ進むと本堂があります。


弘川寺本堂2
本堂を右側に回り込んで撮影。
この角度だと、より一層落ち着いた佇まいに見えますね。



弘川寺境内1
弘川寺境内各所を撮影、その1。


弘川寺境内2
弘川寺境内各所を撮影、その2。


弘川寺境内3
弘川寺境内各所を撮影、その3。


本堂脇の案内板
本堂の脇にある案内板。
弘川寺を開いたのは役行者だったんですね。


丘の上へ
丘の上にあるという西行堂と西行墳を目指します。


西行堂
これが西行堂です。
建立したのは似雲法師との事。
屋根にはどんなご利益があるのか、硬貨がたくさん貼り付けられていました。


白玉楼階段?
延々と続く階段を更に昇っていきます。
この先に待つのは、西行が眠る西行墳。
となると、この階段はさしずめ白玉楼階段といった所でしょうか?



〜西行墳〜

西行墳案内板
西行法師が眠る西行墳です。


西行墳
西行寺幽々子の使うスペルカードの一つに
「リポジトリ・オブ・ヒロカワ(弘川の地下納骨所)」がありますが
それはこの場所を指しているのかも知れません。
(リポジトリには別の意味もあるので断言はできませんが)

なんとなく、幽々子戦ラストの背景を彷彿とさせるような・・・?



〜西行桜山周遊路〜

西行桜山周遊路
西行墳のある広場から周遊路を通って
さらに上を目指す事ができます。


西行怪?
遅咲きの桜が残っていました。
これが西行妖!?・・・と言うにはさすがに迫力不足ですね。


西行庵趾案内板
坂を上りきると、そこには西行庵趾があります。
もっとも、そこに建物があった事を思わせる物は何もありませんが・・・。



〜最後に〜

今回の探訪はここで時間切れ。
バスの本数が少ないので、滞在時間を延ばす訳にも行きませんでした。
時間があれば西行記念館も覗いてみたかったのですが・・・。
(ちなみに滞在時間は1時間半)

直接ゲームに出てくる場所、という訳ではないので
歩いていてゲームの光景を思い出すという事はないのですが
設定を深読みしている方にとっては非常に興味深い場所だと思います。

ただ、西行法師の心境を理解するためには
やはり桜が満開の時に来るのがベストでしょうね。
そして、自分にとっての西行妖を探してみるのも一興ではないでしょうか?


あ、最後に一つ。
山にはヘビが住んでいますので、上る際にはくれぐれもご注意を。




〜参考リンク〜


「東方妖々夢」を製作した上海アリス幻樂団さんのホームページです。

河南町のホームページ
弘川寺のある大阪府南河内郡河南町のホームページです。
西行法師や弘川寺について紹介しているページもあり、参考になります。



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