2000年・夏・その1
2人乗り解禁!姉とタンデムツーリングしました。野望は着々!?
最終更新2000/11/21
2000年6月3日(土)
常滑初タンデムツーリング 往復82キロの旅
5月の終わりに免許取得1年になり、2人乗りが解禁となった。ということで、早速姉を巻き込み2人乗りの練習がてらツーリングに出掛けることにした。
ツーリングの2日前、「ちょっとそこまで」と試しに姉を後ろに乗せて走ってみた。思ったよりハンドルに重さは感じなかったものの、ブレーキの利きが悪くなったような気がする。ブレーキとギアのつなぎはいつもより慎重にマイルドにかけていたが、姉に感想を聞くと「目が回る」とのこと。う〜ん、大丈夫だろうか…。姉の体調も心配だが、いちばん不安なのは私の運転技術かもしれない(^^;)
梅雨入り前の土曜日。本日は曇り。お天気もなんとか保ちそう。暑すぎず、寒すぎず、初ツーリング体験の姉にはちょうどいいかも。
「ガソリン行きに入れてくわ」
「腕時計って外した方がいいの?」
「このヘルメット、顔がムニってなるよ〜」
のほほん姉妹は初めてのツーリングにもマイペースで臨んだ。そしてやっぱり、予定より1時間遅れての出発だったりして…
通勤路で小慣れた県道59号を東に、国道247号線に乗り換え南下する。ふと見上げると「常滑まで2ンkm」の案内標識。
「なんだ、意外と近いんじゃない」
バリオス氏に乗るようになってから、私の行動範囲は確実に広がった。それまでの私には、公共機関を乗り換え名古屋駅まで出て、また乗り換え、乗り換え…隣の市や県はなんとも遠いところのような気がしていたのだ。
大きなトラックが多く走る247号は、道路幅も広く快適。しかし信号もなくひたすらまっすぐの道なので、姉は退屈じゃないかと話しかけてみる。こんな時無線機があったら、振り返ったりせずに話ができて便利だろうな〜(フルフェイスのメットなので、近づかないと聞こえない )。合図で足を蹴りあったりしている私達は、他の人からは何に見えてただろう。
のんびりとした田舎町の風景が視界に広がり、大きな常滑焼きの急須の塔が見えた。さらに南下し、本日のメイン『世界のタイル博物館』に行く。ここはタイル研究家・山本正之氏寄贈の世界各地のタイルを展示公開、タイルの歴史や
製法、文化的背景なども紹介。館内の床や壁にもタイルがびっしり貼られ、さすが焼き物の町ならではの博物館。私が特に気に入ったのは、銀膜を張り付けたようなラスター彩や、鮮やかな水色のトルコ青のタイル。各国毎の展示の中には、ウエッジウッドやミントンのタイルなどもあった。
ここは近所に工場のあるINAXの経営らしく、お手洗いもINAX製。シャワー付きなのはモチロンだが、自動で水が流れたり、便器の前に立っただけで便座の蓋が開閉するハイテクトイレ。しかも蓋は、荷物などに当たるとちゃんと元の位置に戻る衝突安全装置付き(?)。またもトイレの話で申し訳ないが、姉と2人で感動していた。やるなあ、INAX!
博物館を出ると、前には登録有形文化財の『窯のある広場・資料館』がある。かつて土管を焼いていた窯を中心に、テラコッタと染付古便器が展示。窯の中は広くて、染みついた釉薬に歴史を感じる。これと便器の同時展示にいささか違和感を感じないでもないが、INAXさんの趣味ということで(謎)。今回は見送ったけど、お土産の常滑名物「土管羊羹」が気になった。
この周辺はあまり知られていないのか、人もまばらで見学しやすかった。時間がゆったりと流れている感じ。休日にいい場所です。バリオス氏を停めた土管の植わった駐車場の壁を背景に写真を撮っていたら、学校帰りか女子高生達にからかわれてしまった。いい旅情気分だったのに、それですっかり台無しになってしまった…残念。
気を取り直して、常滑焼卸団地『セラモール』に行く。17店舗が軒を連ね、定価の2〜3割引で販売している。直接火にかけられる土瓶や香り皿、食器などを見ながら、こんなのあったら素敵だね、と日常生活へ思いを馳せる。
5時になり、帰途につく。帰りも行きの247号線を使えば、1時間半で家に着く。見逃したり、やり残したことは、また来ればいいね、近いんだから。
姉との初タンデムツーリング。姉ももう目をまわすこともなく、私も転倒やミスはなかった。「休養日」といった言葉がピッタリののんびり休日ツーリングでした。初タンデム 休日の窯が見える 常滑の道