メキシコ中部HRC制覇の旅(長い12月24日)


12月24日
徹夜と変わらないような目覚め。昨日の疲れが若干残っている。無理もない。あんだけ最後の荷物降ろしの時に張り切ったんだから。
それに睡眠時間も少ないし、床についたのは2:00回っていたなぁ。それでも、平日のいつもの時刻に目が覚めたのもしょうがないか・・・今日からホントの冬休み(16連休!)。

さぁ、今日からメキシコだ!
オネーギンはもう気にしなくても良い。昨日で終わった。視聴会や打ち上げに出る事が出来ないのは残念だけど。
と、色々なことを考えながら、いつものバックパック(SoloTourist45)に荷物を詰めこみ、いざ鎌倉へ!ぢゃなくて、いざ新宿へ!(NEX利用の為)

今回の荷物で今までと唯一違うのは、HRCピンバッグと、それに収納されたトレード用のピン。
一体どれくらいトレード出きるか、不安・・・うまくトレード出来るかなぁと思いつつ部屋を後にする。

そうそう、新宿に行く前に買っておかなければいけないものがあった。
・HRC東京の帽子
・HRCCity−Pin
いずれも、トレード用である。このあと、これらが、特にピンとは関係ない帽子が大活躍をするのだ。
と言う訳で、新宿へは直行せずに、渋谷に出、バスで六本木のHRC東京へ。
荷物が場所取るもんだから、座るのが大変!
で、無事HRCでクーポン券を使い(2割引き)無事購入。
その後、新宿へ戻り、NEXに乗りこむ。

成田空港第2ターミナル到着後、指定されたカウンターへ向かう。
指定された時刻とほぼ変わらない時刻についたのに、すでに2組くらいの客がいた。
自分の名前、パスポートの提示のあと、ボーディングパスをもらう。

出発まで2時間余。
う〜ん何しようか。
とりあえず、会話集忘れたんで、メキシコの公用語であるスペイン後の会話集を購入。
荷物(バックパック&カメラバッグ(byJackWolfskin)は預けてないので荷物の重さが肩にのしかかる。)
そして、ココ(第2ターミナル)に来ると必ずいく蕎麦屋で、蕎麦を食べて時間を潰そう。
と蕎麦屋に入って注文。
ずずっ〜、ずずずずずずぅ。

年末だから混み具合がすごいだろうと思い、早めに(1時間チョイ前)に出国手続き所へ。
ありゃ、そんなにて言うか全く混んでいないぞ。
Y2K問題で、海外旅行自体が控えられたり、またはホテル詰にされてホテル待機で旅行できなかった人も多々いたのであろう。
10分くらい待って自分の番。当然の事だが、問題無くスルー。
さてさて、出発ゲートは、モノレール乗って向こう側だな。
免税店に入ろうと思っても、荷物が邪魔なだけだし、特に買うものもないしねぇ。
昔は海外に行くたびに、Swatchを買っていたものだが、最近は行く回数が増えて、とてもじゃないけど買うだけの余裕が無くなっている。
まぁ、あんまり時計ばかり持っていてもどうしようもないんから良いんだけどね。

と、モノレールに乗っていると、おそらく乗るであろう、Delta Ailineの飛行機の尾翼が見えてきた。
「おっ、あれに乗るのか」と思い、急いでカメラを構え撮ってはみたが、はたして上手く撮れているかどうか。

出発ゲートに向かったがまだ殆ど人はいない。
まぁ、適当に時間を潰しふとゲート近くの窓から、誘導員がこれから出発する他の飛行機を誘導しているのが見えた。
「ん?」良くみると、誘導員の中に、赤い服を着た人が2人もいるではないか。
さらによ〜く見てみると、その2人はサンタクロースの格好をしているのだ。
出発する飛行機に手を振る様子を見て、「あぁ、クリスマスイブだからからなぁ。」と思ってしまった。
なんとも、粋な演出である。面白いので、これもカメラに収める事にした。

さて、ようやく機内に案内された。
そうそう、カウンターで「前が広い非常口の席でお願いしたいんですけど」って頼んでみたら、
「生憎変更は出来ません。でも隣が空いてますが」
と言われたのを思い出した。
隣が空いているとはこれはなんとラッキーな事!!
寝る時に横になれるのはメッチャ嬉しい。
離陸間近になって、今日はだいぶ飛行機搭乗者が少ないなぁと思った。
去年も同じ日に、ドイツに向かって飛び立ったが、その時は満席で、さらに前左右カップルという最悪の座席だった。
今回は、席はがらがらに近く、ナロウシート(2・5・2)の真中が全部空いていたりと、寝転ぶには最高の席もあった。
僕は隣が空いている事を良い事に、2つの席を利用して上半身だけでも寝転ばせて睡眠に入ることができた。

そんなこんなで、飛行機は乗換地である、LAに着いた。
今回の旅行、不可解なことが幾つかあったが、初めて不可解に思ったのは、メキシコに行くのにLAで乗換をするのだが、なぜか、一旦アメリカに入国してから、改めてメキシコへ出国するのだ。
う〜ん、何でだろう。

と思いつつ、LAの入国審査の部屋に入ると、人の山!
おいおい、僕は次の乗換までにあと1時間も無いんだぞ、と内心かなり焦りながら列の後ろに並んだ。
実は、この部屋には入ったときに、ちょっとしたハプニング、とまではいかないが、ビザ不要の緑の申請書を間違えて、ビザ要の白色の申請書に記入してしまったのだ。
再記入の時間もかかったので、並んでいる時は内心かなり焦った。
で、ようやく僕の番がきて、「Hello」の一言を沿えて、パスポート類を審査官に手渡した。
審査官、僕のパスポートのデータを等をコンピュータに入力している模様。
1人1人のデータを端末に打ちこんでいるのである。
これでは時間もかかるのも無理はない。
当然の事だが、問題なくクリアして、急いで次の乗換ゲートに向かった。
またこれも当然の事なのだが、ゲートに向かう前にセキュリティチェックがあって、ここも無事クリア。
急いでゲートに向かう。
DL、アエロメヒコの共同運航らしく、ゲートには2つの航空会社の便名があった。

無事なんの問題も無く乗り継ぐ事が出来、飛行機はLAを離れ、一路、メキシコ最初の地である、プエルトバジャルタへと向かった。

離陸後少しして、うっかり眠りに入ってしまって、ウェルカムドリンク&ナッツのサービスが受けられなかったのがとても悔しかった。
その分、機内での昼食では、ワインやビールを頼んですっかりご機嫌モードに突入。(^^ゞ

そうこうしているうちに、飛行機は無事、プエルトバジャルタの飛行場に到着。。。時刻は15:00過ぎ。
日本を12月24日の16時に出発して、到着したのは12月24日の15:00過ぎ。
これが日付変更線のなせる技である。あれだけ飛行機に乗ったのに、まだ12月24日は終わってなかった。
(プエルトバジャルタとは、メキシコの太平洋岸のリゾート地で、隣のメキシコ第2の年である、グアダラハラからの観光客が多い。そういったリゾート地であって、泳いだり、のんびり過ごすところである。)

入国審査?みたいなのを受けて、空港のロビーに出ると、なんだこれは、、、まるで駅のロビーみたいではないか。
要は、僕の持っている空港のロビーのイメージとはかけ離れていたのである。

とりあえず、本日の宿を確保しなければならない。
一般的に(ドイツやアメリカの)空港や駅には、必ずと言って良いほど、ホテル案内の掲示板みたいなのがあるし、またインフォメーションセンター等があって、ホテル手配の代行をしてくれたりするところがあるのだが、ここ(プエルトバジャルタ)には、そんなものは一切無く、ただ、お土産屋らしい店や、航空会社のカウンターしかない。
とりあえず、唯一の望みのある、ロゴピーさんの知り合いがいるという、HRCプエルトバジャルタに行こう。そして、あわよくばお願いして、ホテルも取ってもらおう、そう思った。
でも、まずやらなければならないのが、現地通貨、ペソの購入である。
2箇所くらい両替所があって、人が多いところで両替を頼んだ。
はじめ、米ドルT/Cを提出したのだが、キャッシュでしか受付けてくれず、しぶしぶ100ドルしかないキャッシュを10ドル分だけ両替した。
で、空港のタクシー乗り場に行くと、胡散臭い人がタクシーの係であると書かれてありそうなネームプレートを首からぶら下げ、「Hey What do you going ?」と尋ねてきた。
とりあえず、身寄りも無かったし、ホテルも無かったので、まずはHRCと思い、「I wanna go to HardRock Cafe」というと、その男は、一言「$10」
まぁ、そんなに高い額でもないし、全く知らないところから、少しでも望みのあるところへ行くのなら、10ドルでも良いだろう、と思い、その胡散臭い男の車に乗ることにした。
実際、空港からのHRCの道は、かなりの距離だった。
途中、大きなリゾートホテルや、ハーバーを過ぎて、ようやくHRCに着く事が出来た。

・・・「何これ?」というのが、初めてHRCプエルトバジャルタを見た感想である。
小さいのである。確かに、車が壁に突っ込んであり、HRCのロゴ看板も出ているが、下手したら東京よりも小さいんじゃないのかなぁ。
入り口が2つあったが、手前(タクシーで降りたところ)側の扉を押して開いたら、その扉はマーチャンダイズの方だった。
「Hola!」慣れない言葉で挨拶を交わした。
お店側も僕が珍しいのか、好奇の目で見る。
とにかく、僕はロゴピーさんの知り合いである、フェルナンデス氏に会いたくて
「Is there Mr.Fernandes ? 」と聞いてみた。
そうしたら、もう1つの扉から入るように言われ、その指示に従い扉を抜けて店内(レストラン側)に入った。

数人のスタッフが出迎えてくれて、てっきりその内の1人をフェルナンデス氏と思い、「Hola、I am Japanese(見たら分かるって) From Tokyo.」と行って近づいたら、彼の胸のプレートにはフェルナンデスの名前は無い。
?って思っていたら、店の奥から少し色黒の、がたいの良い男が現れた。
かれの胸のネームタグには「Rauel」そう、彼こそが、フェルナンデス氏だったのだ。
お互い握手を交わして、とりあえずは、バーカウンターに座り話をする事にした。
ピンを見せて、ピントレードをしたい事と、今日は宿がまだ取れてないのでどこか知っている良いホテルは無いか?って尋ねた。そうすると彼は嫌な顔1つせず、「ちょっとこっちに来い」と言い、店のスタッフルーム(店の内部奥)に連れて行ってもらった。そこは、いかにもスタッフルームと言った感じで、お店のメモラビリアの豪華な雰囲気は無く、白塗りの壁でとてもシンプルであった。
フェルナンデスさんは、自分の部屋だろうか(彼は、昼間のフロアマネージャー)、小さな部屋に入って、電話帳を探し始めたのである。
幾つかのホテルに電話を行い、ココ(HRC)に割と近い(10ブロックくらい)所のホテルに予約を入れてもらった。
感謝感謝である。
そこで、彼から彼のピンコレクションを見せてもらったのであるが、さすがロゴピーさんのお友達、ロゴピンが多いのだ。
箱に入っていた彼のコレクションの中から、コレクションガイドにもあった、スタッフピン発見。
これ欲しいと伝えると、彼は自分のコレクションを持って、二人してさっきのバーカウンターに戻った。
カウンターで、フェルナンデスさんのピンを見ているとスタッフ達が寄って来て、好奇のまなざしで見ていた。
ある程度、フェルナンデスさんのコレクションからピックアップすると、何時の間にかトレード大会になってしまったのである。
お店のウェイトレスは、お店で売っているピンを持ってきて、これとトレードしてくれとか、お店で売っているペンを持ってきてトレードしてくれとか、勢いがすごかった。
大体、ノーマルのピンで、クリスマス限定ピンを手に入れようと考えるのが甘いのである。でもなぜか、熱意に負けて、つい、'99 Kobe X'mas pinを、ZZトップギターピンとトレードしてしまった。
また、ウェイター達もトレードに入ってきて、このピンとこれをトレードしてくれ、と行ってきたり、自分のコレクションを持ってくる人もいた。

それよりも、フェルナンデスさんとのトレードである。かれは僕がスタッフピンを欲しいと分かると、どこからかクロスナイフのスタッフピン−「これに手を出したら、7種類全部集めないといけないなぁ」と思っていたピン−を4つと、幾つかのステーションスタッフピンを持ってきたのである。
これには感激して、向こうで用意したスタッフピンは1つ残さず頂く事にした。
こちらとしては、ノーマルピン、限定ピンの2種類持って行ったのであるがゲットした12本のピンに対して、1:2くらいだろうと思い(そのころは相場なんて知らなかった)、彼に24個上げたのである。

ちょうどクリスマスイブの晩で(まだ僕のいるところは12/24)、クリスマスピンが大好評であった。
そして、トレード用に持ってきたピン30本くらいがあっという間に残り3本だけになってしまった。
ううむ、恐るべし、日本のピンはそうとう珍しいと思われる。
きっと、明日になったら、日本のピンを付けたウェイターやウェイトレス沢山いるんだろうなぁと冗談交じりで想像してしまった。
後に、これが現実となることはこの時点では僕には知る由も無かった。

コロナビール、一本20ペソ(およそ240円)である。日本のHRCでは1本600円はするのがココまで安いとなると、さすがメキシコ本場のビールだなぁって思ってしまう。

コロナを飲みながら、バーテンダーやウェイター達と話をする。英語はお互いにとっては異国語なので、簡単な文章が飛び交い、楽しいひとときを過ごさせてもらった。
トレードも終わり、ホテルに向かおう。
そう思い、ピンの数が減ったお陰で軽くなったピンバッグが入ったバックパックを背負い、カメラバッグを持ち、HRCを後にホテルへと向かった。
ホテルは本当にHRCから10ブロックくらいの所で、10分くらい歩けば着く事が出来た。
外見はまぁ、中級程度、でもコロニアル調なホテルで、ホテルのまん中が中庭になっていて、各部屋がその中に向かって出来ているのだ。
ただ、僕の部屋は、残念ながら中庭から少し離れた奥まった部屋であった。

今まで背負っていた荷物を降ろし、ひとまず休憩。
今日起こった色んな出来事の思いを反芻した。
たった24日で、色んな事が起こったものだ。
日本を旅立ち、アメリカのロスに入って、メキシコに入国して、HRCでトレードして、ホテルを探してもらいチェックイン。
それぞれが面白く楽しかったのでずいぶん充実した、長い1日であった。
そうして物思いにふけっていてもしょうがないので、軽装で外に出る事にした。
少し暮れかけたプエルトバジャルタの海はきれいであった。
今日はクリスマスイブ、待ちはHAPPY Holiday一色。
あちこちに電飾がされて綺麗な雰囲気をかもし出していた。

ぶらぶらしながら、夕飯をどうしようかと考えていたら、バーガーキングが見えてきたので行ってみると、今日はお祭りの為、17:00で閉店しましたと書いてあった。
一昨年末のフランクフルトが思い起こされた。一昨年末同じ様に24日日本を出てフランクフルト向かったわけだが、フランクフルトの街は、1件のマクドナルドを除いて、全て、ホントに全て閉まっていたのである。
そんな去年のことを考えながら歩いていると、近くにSubwayがあったので、ココのをホテルに持って帰って食べる事にしようと思い、店内に入った。
Subwayはご存知の通り、店員があれこれと聞いてくる。(パンはどちらが良いですか?トマトは入れて良いですか?って)
それを想像して、入るのを最初はためらったが、ええい何とかなるさって根性で入って、メニューの中から1つ選んで指差して「This one please」と番号をいってみたら通じた。その後、心配御無用とばかりに、店の人も、色々名詞をあげてきたので、全部yesでお願いして見事Subwayで注文をする事が出来たのである。
今度から、Subwayにも入れるぞ、って思いでホテルの自分の部屋で少し早めの夕食を1人淋しく取ったのである。
一緒に買ったコーラをベッド脇のデスクにおいて、何時の間にか眠りに入ってしまっていた。。。

続きはまたいつか・・・24日の分はココまで・・・長い長い12月24日であった。。。来年はどんな24日になるにだろう・・・