本格的なインストーラを作成できる。ショートカット、インストール先の選択、プログラムの自動実行 などが可能
アンインストーラを登録可能
もともと英語版のソフトウェアのため、使用するには敷居が高い。Inno Setupと較べて日本語の解説サイトも少ない
GUIではなく、設定を直接記述するタイプのインストーラ作成ツールなので、初心者には敷居が高い
HM NIS EditはNSISのフロントエンドです。日本語化されており、ウィザードで簡単に設定できるなど、NSISの短所をカバーします。
■HM NIS EditはウィザードからNSISスクリプトを生成できるだけで、GUIによるスクリプト編集には対応していません。NSISスクリプトの編集は手作業になります。□
ここで作成するインストーラの仕様は以下の通りです。
インストーラのファイル名は setup.exe とする
デフォルトのインストール先フォルダは、C:\Program Files\Fooとする
[スタートメニュー‐プログラム]に Foo というグループを作る
[スタートメニュー‐プログラム‐Foo]に、「ゲーム開始」と「お読みください」というショートカットを作成し、それぞれkrkr.eXeとreadme.txtを起動するようにする
[アプリケーションの追加と削除](WindowsXPの場合は[プログラムの追加と削除])に Foo 1.0 という名前でアンインストーラを登録する
なお、配布ファイルは、C:\Releaseフォルダにあるkrkr.eXe、data.xp3、readme.txtと、C:\Release\pluginフォルダにあるwuvorbis.dllの計4つとします。
■他のフォルダに配布ファイルを用意していたり、配布ファイルの数や名前が違う場合は、それに読み替えてください。□
NSISサイトのDownloadページから、NSISをダウンロードし、インストールしてください(手順などは省略します)。
■以降で説明する手順は、NSIS ver2.14でのものです。前後のバージョンでは異なっている可能性があります。□
HM NIS Editサイトから、HM NIS Editをダウンロードし、インストールしてください(手順などは省略します)。
■以降で説明する手順は、HM NIS Edit ver2.0.3でのものです。前後のバージョンでは異なっている可能性があります。□
HM NIS Editを起動
[ファイル‐ウィザードで作成]メニューを選択する
[NSISスクリプトウィザード]が開くので、[次へ]をクリックする
[アプリケーション名]に Foo
、[作成者]および[Webサイト]は空欄にして、[次へ]をクリックする
(セットアップオプションのステージで)[次へ]をクリックする
[ライセンスファイル]を空欄にして、[次へ]をクリックする
リストビューから ${NSISDIR}\makensis.exe を選択し、[ファイルの削除]ボタンをクリックする(リストビューから ${NSISDIR}\makensis.exe の行が消える)
同様に ${NSISDIR}\License.txt も削除する
[ファイルを追加]ボタンをクリックして、[ファイルの編集]ダイアログボックスを開く
[インストール元ファイル]に C:\Release\krkr.eXe
と入力し(隣の[...]ボタンからファイルを選択すると確実)、[OK]をクリックする
同様の手順で、 C:\Release\data.xp3 、 C:\Release\readme.txt を追加する
同様の手順で、 C:\Release\plugin\wuvorbis.dll
を追加する。この時、[インストール先ディレクトリ]を $INSTDIR\plugin
に変更すること($INSTDIRはインストール先ディレクトリを意味する変数で、デフォルトでは C:\Program Files\Foo に置き換わる)
下図のようになっていることを確認し、[次へ]をクリックする
リストビューから $ICONS_GROUP\Foo.lnk を選択し、[ショートカットの編集]をクリックする(同名のダイアログボックスが開く)
[ショートカット]を $ICONS_GROUP\ゲーム開始.lnk に変更し、[OK]をクリックする($ICONS_GROUPはインストール先グループを意味する変数で、デフォルトでは
[スタート‐プログラム‐Foo] に置き換わる)
リストビューから $DESKTOP\Foo.lnk を選択し、[ショートカットの削除]をクリックする(リストビューから $DESKTOP\Foo.lnk の行が消える)
[新規ショートカット]をクリックし、[ショートカットの編集]ダイアログボックスを開く
[ショートカット]を $ICONS_GROUP\お読みください.lnk
に、[インストール先]を $INSTDIR\readme.txt に変更し、[OK]をクリックする
下図のようになっていることを確認し、[次へ]をクリックする
(セットアップ後に実行するプログラムのステージで)[プログラム]の欄を空白にし、[次へ]をクリックする
(アンインストーラーのステージで)[次へ]をクリックする
[完了]をクリックする
[ファイル‐保存]メニューを選択し、 C:\Installer\Foo.nsi という名前で保存する
[NSIS‐コンパイル]メニューを選択し、インストーラ C:\Installer\setup.exe を作成する
エクスプローラから、C:\Installer\setup.exeを実行し、インストーラを起動する。この時、[別のユーザーとしてプログラムをインストール]というダイアログボックスが開く場合、Administrator権限を持つユーザー名でインストールを行う(権限次第では、現在のユーザーアカウントで続行しても構わない)
[次へ]をクリックする
[インストール先フォルダ]を確認して、[インストール]をクリックする
[完了]をクリックする
[スタート]メニューに[プログラム‐Foo]というグループができているか確認する。なお、WindowsXPの場合は、[すべてのプログラム‐Foo]というグループである
グループFooに「ゲーム起動」と「お読みください」のショートカットがあることを確認する
エクスプローラで、インストール先フォルダ(デフォルトはC:\Program Files\Foo)を開き、krkr.eXe、data.xp3、readme.txt、plugin\wuvorbis.dllの4ファイルがあるか確認する(注意:uninst.exeはアンインストールで使われるファイル)
「ゲーム起動」を選択し、実際にゲームが起動するか確認する
「お読みください」を選択し、readme.txtが開くか確認する
[インストール先フォルダ]をC:\Program Files\Foo以外ににしても正しく動作するか確認してください。また、説明は省略しますが、アンインストーラが正しく動作するかどうかも確認してください。