| 上屋久町環境基本計画 | 第4部 みんなが参加して子どもたちに夢と希望を与える町づくり |
第1章 町民総参加による推進
今日の環境問題は、町民、事業者、行政等のすべての人々が日常の生活や通常の事業活動を通じて直接、間接に環境に負荷を与えています。このことを十分認識し、環境保全に関して担うべき役割や環境保全に向けて行動することの意義を理解し、それぞれの立場に応じた公平な役割を分担しながら、環境保全のための行動に、自主的、積極的に参加していく必要があります。
このため、この計画のなかで、町の役割や町民・事業者・民間団体に期待される役割を明らかにするとともに、相互に連携・協力した自主的積極的取り組みを進めます。
集落を単位とした自治組織は、地域の美化・清掃活動など環境保全に関して、大きな役割を果たしてきています。この既存の集落集合体の長所をこれまで以上に活用し、青年、壮年、熟年といった島の中心となる各世代のリーダーシップにより、町民総参加による計画の推進を行っていきます。
第1節 集落単位ボランティア活動の推進とネットワーク化
町や集落単位の環境ボランティア活動は、これまでも町内の環境保全に大きな役割を果たしてきました。特に子どもたちや女性は今後、屋久島の環境保全活動を進めていくうえで、重要な役割を果たしていくものと期待されます。これらの活動については、環境情報の提供や活動に対する各種の支援を強化するとともに、各集落間の連携した幅広い取組みを行う組織づくりや民間団体等とのネットワークづくりを推進します。
- 現在ある子どもたちや女性のグループ活動への支援を強化します。
- むらづくり活性化支援事業等の集落共同体による地域づくり活動への支援を行います。
- ユイ制度や島いとこなどに代表される屋久島の集落共同体の機能や歴史について普及啓発活動を行います。
- 観光業、商業、農業、漁業など各分野のネットワーク化を進めます。
- 集落活動などを生かした普及啓発活動や環境学習を推進します。
第2節 環境監視員の設置
屋久島においては、人と自然の距離が近接しているために、町民には水質等環境の変化や自然の悪化などに対して鋭敏な感覚が育まれてきています。このような町民の意見を聴き、環境行政に反映させるため、環境監視員(仮称)の設置により、多くの町民から環境全般にわたる意見・提言や報告などを行ってもらい、町民総参加による環境行政を推進します。
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