上屋久町環境基本計画
第3部 各種施策の展開
第4章 おいしい水、澄み切った空気、安全な土のもとで永続できる町づくり
第3節 騒音・振動の防止
課題
騒音は、その発生源が多種多様であり、容易に感知しやすいことから、日常生活と極めて関係の深い身近な環境問題となっています。 振動も、騒音と同一発生源から発生する場合が多く、心理的、感覚的なものから健康への影響までもが考えられます。騒音と違う点は壁のひび割れなどの物的被害に及ぶ場合があることです。両者ともその影響の及ぶ範囲が、発生源の周辺に限られるのが特徴です。 工場・事業場や建設作業などの固定発生源対策、道路交通騒音等の移動発生源対策、カラオケやペットの鳴き声等の近隣騒音対策などについては、関係機関との連携を図りながら、法規制や条例等に基づいて騒音・振動の防止対策の適正な実施を図らなければなりません。
目標
静かで自然の営みの音が感じられるような環境を保全・創出します。
1.工場・事業場及び建設作業の騒音・振動防止対策の推進
工場・事業場、建設作業等の騒音・振動防止対策については、騒音規制法、振動規制法もしくは県条例に基づいて、その適正な実施を図ります。
工場・事業場については、監視指導を充実するとともに、低騒音・低振動施設の導入、工場内の施設の適正配置、建て屋の防音・防振構造化など発生源対策の指導に努めます。
建設作業については、事業者に対して、付近に生活する人々に工事内容を十分に説明するよう指導するとともに、低騒音・低振動型の機械や工法の導入、作業時間の配慮などの指導に努めます。
規模の大きな工場・事業場については、必要に応じ環境保全協定を締結し、定期的な監視測定を実施するとともに、騒音・振動の防止対策の指導に努めます。
2.道路交通等の騒音・振動対策の推進
道路交通等の騒音・振動対策については、低公害車の普及などの自動車対策や交通の円滑化、沿道土地利用の適正化、道路施設対策等の総合的な施策を計画的に推進します。
電気自動車等の低公害車の普及や最新規制適合車への代替などの発生源対策を推進します。
自動車使用の自粛や大型観光バスの乗り入れ制限等の交通量抑制対策の実施を関係機関に要請します。
沿道の土地利用の適正化も図りつつ、道路整備等に当たっての環境配慮等を関係機関に要請します。
3.その他騒音・振動対策の推進
ライフスタイルの変化に伴う騒音等の環境問題については、町民一人ひとりのモラルやマナーの向上を期し、騒音防止意識の啓発に努めるとともに、音に配慮した良好な生活環境の実現を目指します。
飲食店等の深夜営業騒音や拡声器騒音等について、規制・指導を図るとともに、生活騒音などについては各種の啓発活動を促進します。
せせらぎや瀑布の音など屋久島のサウンド・ランドスケープに留意した屋久島らしさのある音環境の保全と創出を図ります。
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