上屋久町環境基本計画第2部 屋久島の概況
第2節 社会的条件

3.エネルギー等

1)電力

 電力はすべて島内自給されており、平成5年の総発電電力量約4億kw/hのうち約94.6%が全島の豊富な水資源を利用した水力発電でまかなわれています。しかし、渇水期においては需要を下回る水力発電を補うため総電力供給量の25〜30%を火力発電に頼っており、その依存度は年々増加の傾向にあります。また、ソーラー・システムによる自家発電設備が屋久杉ランド、環境文化村センター、上屋久町福祉センター等に用いられて、施設の電力のすべてもしくは一部に用いられています。
 電力需要については、約20%が家庭用に、残りの80%が窯業を主とする電力として使用されており、一般家庭用の需要は、人口が減少しているにもかかわらず平成5年までの過去10年間で27.1%と急激な増加を示しています。これは島内のライフスタイルの変化を如実にに反映しています。
 エネルギーに関連した島における自然資源には、豊富な水力以外に、十分な年平均風速や高い強風頻度を持つ風力や太陽光、波力、さらには地熱等があります。

2)水利用

 上水道(簡易水道)の普及率は96.3%で、県平均より高く、また県内の離島地域の平均(94.9%)を上回っています。し尿の収集率も県平均より高く97.5%、施設処理率は96.9%となっています(平成2年)。浄化槽の設置基数は平成3年において1,158(上屋久町641、屋久町:517)となっており、20人槽以下の小型浄化槽が71.5%を占めています。


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